8.卵焼き ページ8
黒「…」
猗「…」
童「ねぇ、なんか話そうよ!」
Aに、なんか作るからそこで待ってて。と言われて椅子に座って待つ鬼3人。
猗「変な仕組みの家だな」
猗窩座は椅子に座りつつ、ぐるりと辺りを見回した。
天井にある電気やら、冷蔵庫やら、木のテーブルやら、全てが大正前に生まれた鬼達にとっては初めて見る物ばかりだった。
童「ホントだよねー。
俺達、気づいたらこんな家にいたんでしょ?
初め、何処か全然わからなくて。←今もわかってない。
見渡してたら、なんか綺麗な皿あるな〜って思ったら割っちゃってさ」
Aさん、皿割り犯人コイツです。
そして、童磨はその事を自慢げに話している。
黒「…そういえば」
ふと思い出したように黒死牟が言う。
童猗「「?」」
黒「……あの女の名前…聞いてなかったな」
猗「確かに。」
童「なんかいい子だよね!」
童磨が本当に思ってるんだかは知らないが、恐らく悪い印象は無いだろう。
猗「声がでかいよな」
童黒「「…」」
猗「いや、突然無視やめよう?」
童黒「「………」」
猗「…」
『おーい、出来たy((猗「早く持ってこい。気分悪くなってきた。」あ、うん』
Aが猗窩座達の前に持ってきたのは、誰でも食べた事のあるであろう厚焼き卵だった。
童「何?
この黄色いやつ」
『厚焼き卵っていうの。
結構美味しいと思うんだけど…
って、なんか感想言ってよ!猗窩座!!』
只今、猗窩座は厚焼き卵を高速で食べているようだ。
なんか食べ方的に、美味しいんだか不味いんだかわからない。
それを見た黒死牟。
なんか食べたくなくなったらしい。
厚焼き卵がささった爪楊枝を、そそくさと皿に戻している。
『いや、食べてよ!
1つでいいから』
Aに言われ、無言で食べる黒死牟だった。
童「いやぁ〜、毒入ってなかったねぇ!
普通に美味しいよ!普通にね」
この鬼、やはり一言余計だ。
そんな事を見ていると、憧れていた鬼滅の刃の鬼が改めて可愛いなぁ。と思うのだった。
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シンヤ(プロフ) - 続きとても楽しみにしています。 (2021年12月12日 1時) (レス) id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
ケチャップ - エレキギターで時空を超えた… (2019年11月21日 18時) (レス) id: 7bf493a5f5 (このIDを非表示/違反報告)
ショウ - エレキギター 無惨様はキャラ崩壊wwwwww (2019年10月20日 19時) (レス) id: 038cd1b127 (このIDを非表示/違反報告)
ポン太 - 鳴女さんうっかりwなんか可愛いww (2019年10月5日 19時) (レス) id: 6845f547ea (このIDを非表示/違反報告)
灰斗くん - エレキギター.......草 (2019年9月29日 23時) (レス) id: 70c0107070 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葉枝 | 作成日時:2019年9月24日 0時