41 ページ28
クロウリー「いけませんローズハートくん!
それ以上魔法を使えば、魔法石が“ブロット”に染まりきってしまう!」
リドル「ボクは……ボクこそが!!!絶対、絶対
正しいんだーーー!!」
トレイ「リドルー!!!」
ボタッボタッボタッ……ボタッ
嗚呼、このインクが零れる音は負の感情が流れてる音だったんだ…
先輩が持ってたマジかルペンが黒く染まる。
その同時にリドル先輩の姿も変わってしまった
何だ…この禍々しいオーラは…
姿だけでは無く、オーラまでもが負の感情に包まれてる……
今のリドル先輩は…まるで
まるで…
呪いのようだ……
ユウ「姿が変わった…!?」
リドル「ククク……ハハハハハ!!
僕に逆らう愚か者ども。そんな奴らは僕の世界にはいらない。
僕の世界では僕こそが法律。僕こそが世界のルールだ!
返事は『はい、リドル様』以外許さない!
僕に逆らう奴らはみんな首をはねてやる!アハハハハハ!!」
呪いではない事は分かってる…
見ていても分かる…このままにしては先輩危ない…!
クロウリー「ああ、何て事だ!私がついていながら、生徒を【オーバーブロット】させてしまうなんて!」
グリム「オーバーブロットってなんなんだゾ!?アイツ、めちゃくちゃ邪悪な感じに変わっちまった!」
クロウリー「オーバーブロットは魔法士が一番避けねばならない状態です。彼は今、負のエネルギーに囚われて感情と魔力のコントロールを失っている」
負のエネルギー…呪いが生まれる源と一緒なんだ。
グリム「なんかよくわかんねぇんだゾ!?」
デュース「僕もだ!」
何で分からないわけ?
ケイト「あーもー!平たく言うと、闇堕ちバーサーカー状態ってこと!」
トレイ「このまま魔力を放出し続ければリドル自身の命も危ない…!」
グリム「命ぃぃぃ!!??」
クロウリー「とにかく生徒の命が最優先事項です。他の寮生は私が避難させましょう。ローズハートくんの魔力が尽きる前に正気に戻さねば…
命を失うことも最悪ですが、さらに最悪なのは…。
とにかく、君達は他の教員と寮長達に応援を要請して……」
エース「だらあぁ!くらぇええ!!」
ケイト/トレイ/クロウリー「「「ええっ!?」」」
デュース「いでよ!大釜!」
グリム「ふな゛〜〜〜っ!!」
リドル「貴様ら…何のつもりだ?」
618人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜来香(プロフ) - 成類さん» 返信遅れてすみません!教えてくださってありがとうございます! (2021年10月12日 12時) (レス) id: fc48d9f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
成類 - 初コメ失礼します!ケイトの一人称は僕ではなく俺だったと思います。 (2021年10月11日 11時) (レス) @page12 id: 9f128687fb (このIDを非表示/違反報告)
夜来香(プロフ) - 蘭さん» ありがとうございます! (2020年10月14日 1時) (レス) id: 00e954a6c0 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 続き楽しみにしてます! (2020年10月13日 22時) (レス) id: b5eb63bfb4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夜来香 | 作成日時:2020年10月9日 21時