私の思い出 ページ6
-Aside-
ととしゃんが、アニメおそ松
さんの、チョロ松に、選ばれ
たんだって。それより聞いて?
私、最近になって噛まずに、
お話をするコトが、出来る
ようになったんだけどね?
ととさんって、呼びにくい。
神谷「A、ただいまぁ。」
A「ととしゃん、お帰り。
あっ!みーくん!すぅくん!」
入野「Aちゃん、こんば
んわ。また可愛くなって!」
鈴村「A、こんばんわ。
これ、お土産やで?浩史パパ
と仲良く分けなアカンよ?」
A「ん!ありがとう(^^」
神谷「わざわざありがとう。
A、ご飯の時間にしよ?
ととさんが、作るからさ。」
『・・・・・・・・・・』
入野「あれ?Aちゃんの
両手の指、絆創膏だらけ。」
鈴村「カレー、作ってくれた
んやない?キッチン、野菜の
皮が、散乱しとるけどな?」
神谷「A、作ってくれた
の?Aが、好きなのを。」
『ポロポロ...』涙を流す
神谷「泣かなくってもいいん
だよ?ととさん、怒ってない
よ?ととさんは、嬉しい。娘
の、成長を、見れてととさん、
嬉しいんだから。偉い偉いね。」
『ナデナデ』頭を撫でる
鈴村「なぁ、浩史。Aち
ゃんが、泣いちゃった理由、
分かったで?もしかすると
怒った勢いで、叩かれるって
思ったんとちゃうかな?多分、
小さい頃に、受けた記憶が、
蘇ってきたんとちゃうか?」
-神谷side-
あぁ。そうだった。A
は、小さい頃の記憶が、蘇
って来たんだ。Aは、
大粒の涙を、まだ流していた。
俺は、そっと抱き締めた。
13人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ