【イナオリ】月の歌姫は世界に行く

どっから目線なんだよ ページ42

ピーッ


試合が再開されて、私はヒロトにパスを出した。


ヒ「ハッ！それでいいんだよ！」


どっから目線なのさ。


そんな事を思っていると相手のペクがヒロトに向かって挑発した。


もともとヒロトはプライドが高いので、まんまと挑発に乗ったが私は”あるもの”を見た


貴「待って！ヒロト！」


その”あるもの”とは韓国選手のスパイクに仕込まれていた鏡。


ヒロトは３人に囲まれ鏡の光を目にくらった。が


ヒ「ザ・エクスプローション」



ヒロトはシュートをフィールドの中央に打ち、ラフプレーを回避した。


ヒ「なめたマネ、してくれるじゃねぇか…」


私はヒロトに駆け寄って聞いた。

貴「大丈夫？ヒロト」

ヒロトは顔を歪めながらも「大丈夫だ」と答えた。


私は胸を撫で下ろしたが、


ぺ「今だ！この機をのがすな！」


ペクの声に現実に戻された。


貴「ヒロト、立てる？」

ヒ「あぁ、問題ねぇ…」





「特攻 バッファロートレイン」


私の前に明日人が避け私たちの方まで迫って来た。


ヒ「来るぞ！」


貴「分かってる！」


私達は突っ込んでくる韓国選手を避けた。


日本選手はなすすべもなくペクの「レッドブレイク」が打たれた。


円堂さんの前に立ちふさがった風丸さんは顔から必殺技をうけて吹き飛ばされた。


貴＆明「「風丸さん！！」」


吹「危ない！！」


円「風丸…！」


円堂さんは「風神 雷神」を繰り出し、風丸さんを助けたが


こぼれ球をドンヒョクが拾ってシュートを決めた。


貴「よかった…無事だったんだ」


私は風丸さんを見て微笑んだ。

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