日本ベンチ ページ37
私は一星君達から離れて日本のベンチに戻って来た。
明「あ！A！
どこ行ってたんだよ！心配したぞ！」
貴「すみません。少し…
それより、豪炎寺さんの怪我は大丈夫なんですか？」
そう聞くと悲しそうな顔をした。
明「分からない…」
貴「そう、ですか…」
私は誰にも見えないように手を強く握りしめた。
傍にいたのに何もできなかった自分に嫌気がさして。
オリオンの事を知っていたのに助けてあげられなくて。
そんな自分がとてももどかしい…
その気持ちをグッと抑えて、豪炎寺さんの元に向かった。
鬼「大丈夫か豪炎寺。
ダメージは大きいのか？後には引きそうなのか？」
豪「おいおい、俺は医者じゃないんだ。
怪我の大きさなんてわからない」
そう言って豪炎寺さんは困った風に笑った。
貴「豪炎寺さん」
２人「「！」」
鬼「なんだ、Aか」
貴「なんだとはなんだ。じゃなくて！
怪我大丈夫ですか？」
豪炎寺さんの前にしゃがみこんで聞いた。
豪「大したことはない」
私は豪炎寺さんの足に視線を落とした。
赤く腫れ上がっている。
ジーっと見ていると豪炎寺さんが少し笑って言った
豪「そんな顔するな」
貴「え、私どんな顔してました？」
鬼「今にも泣きだしそうな顔になっていたぞ」
貴「え！？」
そう言うと２人は笑った。
貴「もう！」
そう言って１人で顔を背けて拗ねていると
やけに真剣な顔で有人君は言った。
鬼「豪炎寺。あの時何が起こった」
その言葉に私は拗ねるのをやめて２人に向き合って耳を傾けた。
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トワ - すみません、いきなり本題なのですが、２４ページのクラリオ・オーバン、正しくはクラリオ・オーヴァンだったと思います。 (2020年4月26日 14時) (
レス) id: 221a90b765 (このIDを非表示/違反報告)
娘娘(プロフ) - コメント失礼します。29話の無敵が原藤丸という名前の表記が間違っていたので…確か無敵ヶ原富士丸だったと思います。長文失礼しました。 (2020年3月13日 10時) (レス) id: 558c18d09d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クリームパン | 作成日時：2019年12月25日 17時
