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喧嘩 ページ35

豪炎寺さんが怪我をしたことで試合は一旦中断。


私は手当されている豪炎寺さんを一瞬見てペクの方へ足を進めた。


貴「ねぇ、君」


ぺ「あ?」

ペクは嫌そうに顔を向けた


貴「豪炎寺さんに怪我を負わせたのわざとですよね」


いたって冷静に聞いた。


ここで怒りに任せて言葉を放つと相手の思うツボだ


ぺ「さぁ?何のことだかな」


貴「とぼけないでにください!」


できるだけ言葉は静かに言ったつもりだったが声は怒りで震えていた。


それにペクも驚いたのか一瞬目を見開いたがすぐにいつもの顔に戻った


ぺ「あいつはバランス崩して足に怪我を負った。


俺は何にもしてねぇよ。お前も見てただろ」


貴「落ちるときに着地に失敗して足を捻ることはあります。



でも豪炎寺さんは体ごと落ちた。なのに足に怪我を負った。」



ぺ「んなことだけで、俺達を疑うのはどうかと思うけどなぁ?」


貴「じゃあ証拠を見せてもらいましょうか」


そう言って私はニヤッと笑った。


ぺ「はぁ?見せてもらう?誰に」


貴「君だよ。ペク・シウ君」



ぺ「は?」


いつの間にか敬語が抜けていた


貴「スパイクを見せてもらっていいかな?」




そういうとペク君はあからさまに動揺した


ぺ「なんで見せなきゃいけねぇんだよ。んなの関係ねぇだろ!」


貴「見せられないの?あからさまに動揺してるけど…


それは不正な事がばれる事からの動揺?


それとも…」


ペク君の方を向いて意味深に微笑んで小さな声で言った。


貴「オリオンに私がスパイクに気づいた事がばれて君が排除されるのが怖い事からの動揺?」


ぺ「なっ!」


なるほどその様子だと図星かな


少しの沈黙の後ペクが言葉を放った


ぺ「なんで、お前がそのこと知ってんだよ」


平然を装ってるようだが私の目にはこれまでにないくらい動揺しているペクの姿が映っている


貴「そうだな…君には一つだけ教えてあげるよ。」


そう言って私は一瞬目を閉じてすぐに開けた


貴「私はオリオンの全てを知っている」

全て→←オリオンの牙


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設定タグ:イナオリ , クリームパン , オリオンの刻印   
作品ジャンル:恋愛
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トワ - すみません、いきなり本題なのですが、24ページのクラリオ・オーバン、正しくはクラリオ・オーヴァンだったと思います。 (2020年4月26日 14時) (レス) id: 221a90b765 (このIDを非表示/違反報告)
娘娘(プロフ) - コメント失礼します。29話の無敵が原藤丸という名前の表記が間違っていたので…確か無敵ヶ原富士丸だったと思います。長文失礼しました。 (2020年3月13日 10時) (レス) id: 558c18d09d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クリームパン | 作成日時:2019年12月25日 17時

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