【イナオリ】月の歌姫は世界に行く

番外編：お正月5 ページ15

不「んで？どこに行くんだよ」
風「Aは行きたいところとかはあるか？」


私はしばらく「う〜ん」と考えていたけど神様に挨拶している時にチラッと見えた屋台を思い出して言った。

貴「私、フルーツ飴の屋台に行きたいです！」


そう言ってからハッとした。


風丸さんはまだしも(顔女の子だし)不動さんも女の子っぽいところなんて嫌かな…


私がうつむいていると上から「よしっ！」という声が聞こえてきて思わず顔を上げた

風「じゃぁ、そこで決定だな」
不「他に行くとこねぇーし行くか」



予想外の言葉にびっくりして固まっていると



風「A−行かないのかー置いてくぞー」

不「お前が言い出したんだろーさっさと来いよー」


二人はフルーツ飴の屋台の方向に向かおうとしていた

私は慌てて後ろについてった

風「結構、混んでるな…」


フルーツ飴の屋台は着物を着ている人達で凄く混んでいた

私達が困っていると

不「お前ら、そこのベンチにでも座っておけ、俺並んでるから」


そういうと、行列の後ろにサッと並んでいった

風「そうだな、じゃぁベンチに座るか」

貴「はい！」

そこからベンチに座っていろんな話をしていると…

？「ちょっと、そこの女の子達？」


声のする方を見てみると私よりも年上の男の人たちがいた

男1「俺たちと一緒に遊ばない？」

別に、風丸さんと不動さんがいいなら私はいいけど…


っていうか”達”って…風丸さんを女の子と思ったのかな…？


男2「二人ともちょー俺のタイプなんですけどー特にその子」

そう言って、男の人は私を指さした

男1「えーっ！マジ？確かに可愛いけど俺はこの子かな」

そう言ってももう一人の人は風丸さんを指さした


男1「でも、袴着てるよな、コスプレ？」

その瞬間、風丸さんはすごい殺気を出して笑顔で言った


風「俺、男なんだけど？」

男1「え？」
男2「マジ？」


そして、二人は顔を見合わせてその瞬間真っ青になり


男1＆2「「すいませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！」」


と言って逃げて行った


不「おーい、買ってきたぜーってなんだこの殺気」

すると、風丸さんはまだ殺気を浴びながら

風「あぁ、不動ありがとう」

と言ってぶどう飴を取った

不動さんはこっそり私に近づいて小声で


不「何があったんだよ」(コソッ

と聞いてきた

貴「風丸さんが女の子と間違えられたんです」(コソッ

不「だからってなぁ…」

お知らせ：絶対読んでください！→←番外編：お正月4

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す