開き直り4度「特殊な解釈」 ページ6
大丈夫じゃなかった。
主に私が。
現に人生初の貴重体験中です。
とりあえず目の前のお兄さんがひたすらきもい。
ちょっと話を戻してみようれっつ回想←
なぁんか優しそうなお兄さん達にぶつかっちゃったの☆
男1:……ってぇ……お?可愛いオネエs……でっかw
出会い頭に失礼だなこいつ。
まぁまぁ、無視してとっても明るめに対応。素晴らしいよ私←
突然だが私の得意分野は一方的マシンガントークで相手を弾圧すること。
A:ぶつかってしまってごめんなさい、お怪我はありませんか?もしあr
まぁ、得意分野だが
男2:そういうのいいからさぁ。
男2:ちょぉっと付き合ってもらえない?
相手が話を聞いてくれる程優しい人じゃなかったら意味が無いのだけどね
A:ちょっと!離してくださいっ
自分を守る力さえ持ってないので。
A:離してっ!
男1:ハイハイオネエサン静かにしようね〜。
なんかお兄さんが私の口に布を突っ込んできた。
男2:今車呼んでるから来るまであっちで仲良くしようね。
上からまた捻った布を口に当て結ぶ。要は猿轡。
A:ん"ーーっ!!
鞄が足に当たり、中身がぶちまけられる。
男3:とりあえず奥行こうか。
A:んんんんー!んんー!!!
もといた道に向かって叫ぼうとするが思うように声が出ず
路地裏の中で私の声は虚しくも消えた。
〜〜
で。今に至る。関係ないけど「虚しくも消えた」って表現かっこいいよね。ちょっと意識した(
男1:オネエサンスカート短いよね〜もしかして意識してたり?
こいつ…地味に気にしてるとこばっか触れてくんだけど黙ってくれないかな
…オーダーメイドできる程いい街ではない。かといって自分で繕おうとしたら…不器用すぎて無理だった。
何よりあと一年なんだからってもう諦めてる。
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作者名:桜蘭 | 作成日時:2019年8月5日 14時