君想い 2

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「お邪魔しまーす！」


由奈「いらっしゃい！」


「ゆなああああ〜」






由奈に思いっきり抱きつく私(笑)






由奈「ねぇ、これ定番化してない？(笑)」






苦笑しながらも、私の背中をとんとんしてくれる由奈はやっぱり優しかった






「「かんぱーい！！！」」


「んー！このお酒美味しいね！」


由奈「うん、美味しい！…んで、話って何ー？好きな人でもできた？(笑)」


「んぐっ！！」


由奈「分かりやすすぎ(笑)」





急すぎてつい咳き込んでしまった


由奈は優雅にお酒を飲みながらケラケラ笑っている






「いやそうじゃなくて！…いや、そうじゃなくもないんだけど、うーん」


由奈「もう何さ〜(笑)」






状況が複雑すぎてどうも言葉にするのが難しい


…っていうかそもそも玉ちゃんと知り合いだっていうことを由奈はまだ知らない






「実は、私友達になったの……」


由奈「ともだちぃ？誰と。」


「…玉ちゃん…………」






「「………………」」





無言の時間がしばらく続く


由奈の身体は完全に固まっていた






由奈「まって私の聞き間違いかも。もう一回、言って？」


「玉森裕太くんと、友達になったの、！」


由奈「遅めのエイプリルフール？」


「ほんとだって、！こんな嘘つかないよ」


由奈「…はあああああ？！？！？！」






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