質問？いや、尋問・・・？ ページ41
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無事に生放送は終わり、10人全員楽屋に戻るなり鍵を閉められて尋問のように私の周りに座った9人…いや、10人か
『帰れ』
滝「お前が呼んだも同然なのになんでそう言われなきゃなんないんだよ」
『知らない』
滝「知らないじゃないだろ。」
『ケチんぼ』
滝「会話になってねぇよ」
額に汗をうっすら浮かべた副社長さんも楽屋に当たり前のようにいて、このやり取りを見てだいくんとお兄ちゃんと翔太くん以外はポカン、としていた
目「すんません、今こんな事言うの違うかもしれないんすけど…Aちゃん滝沢くんの前だとそんななの？」
『そんなって？通常運転だけど…？』
宮「翔太が言葉遣いがなんたらって俺に言ってたけどこのこと？」
そうそう、と笑ってる翔太くんを睨んではぁ、とため息をつくとそれを合図かのように滝沢くんが口を開いた
滝「今お前の母親は？」
『…』
深「Aの家です」
佐「…今も居る？」
私の手を優しく握るだいくんにこくん、と頷いて見ればそっか、と呟いた
家に帰らないと、と思う反面母親に会いたくなくて帰りたくない気持ちもあってこの時間が嫌だけど少しだけホッとしている自分がいる
『帰らせろ』
深「だめ。」
滝「A、母親からなんか言われたろ」
『…なんにも言われてないね』
図星だな、なんて言われてしまいちぇ、と舌打ちをする
阿「治安」
『うるさいあざとい姫』
阿「もう、なにそれ？」
『え？知らないの？巷では有名だよ？』
岩「こーら、話逸らすな」
ひかるくんに頭を小突かれて額をさすさす摩っているとお兄ちゃんがお前はどうしたい？なんて聞いてきた
どうしたいって、そりゃ家から出てってもらってお金は渡さないで二度と会いたくない…けど、そうすればお兄ちゃんのとこに行きかねないのは目に見えてる
『…お母さんにお金渡して静かに目の前から去ってもらうよ、』
お金渡すくらいなら潰…、私が遠くに逃げたいくらいだけどね、
佐「…、幾ら要求された？」
『っ、！だいくん、ダメ、ほんとに…』
彼の言わんとしてることが手に取るようにわかってしまい止めると翔太くんまで教えろ、と言ってくる始末
ラウちゃんの教育には悪いなぁ、なんて思ってれば
ラ「僕に気遣う暇があるならちゃんと逃げずに答えてよ」
最年少にそう言われちゃ逃げるに逃げられない
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杠(プロフ) - 黒雪さん» 初めまして、コメントありがとうございます(^ ^)びッちちゃんの作品に関しましてはページ7に作品名を記載しておりそちらから飛べるようにしておりますので作品名をタップしていただいたらびッちちゃんの作品に飛べるかと思います(^^♪ (2021年1月30日 6時) (
レス) id: 3a7eb7200f (このIDを非表示/違反報告)
黒雪(プロフ) - びっちちゃんの小説ってどちらですか…？ (2021年1月28日 21時) (レス) id: 4eaf43baae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杠 | 作成日時：2020年10月1日 10時
