受付嬢の私とエリートの彼 (ページ41)

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阿部さんと佐久間さんが出張に行く今日、会社で仕事をするはずだった私は、

東京駅にいる

佐久間「おはよ」

4時間前......

いつも通り7時に起床した私はスマホを手に取ると

阿部亮平朝早くにごめん!これ見たらすぐ連絡して!

っていう連絡が1時間前に来ていた

どうしたんだろう...

返事をしようと文字を打っていると阿部さんからの着信画面に切り替わった

『もしもし』

阿部「あ、もしもしAちゃん？おはよう。朝早くにごめんね」

どこか焦ったような声色をしている阿部さん

『おはようございます。どうかされましたか？』

阿部「実は、昨日の夜から体調がすぐれなくて深夜に救急外来に行ったらインフルエンザにかかっちゃってて...。」

『えっ！大丈夫ですか？』

3月とはいえ、まだ気抜いちゃいけないんだな...

阿部「今は薬飲んで落ち着いてるんだけど、インフルだから出勤できなくて...Aちゃん、俺の代わりに箱根に行って欲しいんだ」

『えっ...私がですか、、でも...』

阿部さんの代打なんて...自信がない

阿部「俺の体調管理のせいで申し訳ないんだけど、Aちゃんにしか頼めないんだ」

そうだ。

これは仕事なんだから、できないなんて言ってられない。

『わかりました。行かせていただきます。』

阿部「本当にごめん！あとでメールで詳細送るね。よろしく頼んだ。」

電話ごしに阿部さんが頭を下げているのが想像できた

っていう出来事がありまして....

佐久間さんと二人で２泊3日も心臓持つのかな