検索窓
今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:196,607 hit

4 ページ4

『えっと....何でですか』



腕を組みながら肩を壁に預けたまま、佐久間さんは余裕そうな笑みを浮かべている



佐久間「だって、今帰ろうとしてたでしょ?俺も来たくて来たわけじゃないからさ。それに、俺ら以外みんな盛り上がってたしね。」



最後の一言がストレートすぎて少し顔が暑くなる



てか、ここで二人で抜け出したところでさらに気まずくなるだけだし、それなら佐久間さんだけ帰ってもらって自分は部屋に戻ろう。

うん。そうしよう。



『いえ、私は帰りm..「はい、帰ろー」』



「ちょっと!」



私が言い終わらないうちに佐久間さんに腕を引かれていつの間にか用意されていたジャケットを渡される。




外に出ればまだ10月だというのに白い息が出るほど今日はすごく寒い




佐久間「じゃあ、ついて来て」



私の返事も聞かずに歩き始めた佐久間さんの後をついていく。




さっきから強引だな...。







しばらく歩いてからある所に到着すると佐久間さんは「ここでいいよね」と言って建物の中に入っていく




『へっ?!』


私がしばらく入り口に突っ立ていると佐久間さんが外に出て来て



佐久間「勘違いすんなよ」


って口角をあげるとまた腕を引かれて私は後をついていく。






いや、だってここラブのホテルだよ?

5→←3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (195 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
726人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちゃん | 作成日時:2020年10月17日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。