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朝礼のあと、師長に呼ばれて、師長室に通された。
そこで知らされた衝撃な事実に私は何も言えなかった。
それでも、請け負った以上、仕事は最後までやり通さなくてはならない。
昨日まで担当だった患者さんの情報を引き継ぎ、患者さんひとりひとりに挨拶をし終えて、やっと、病院の一般病棟の少し離れた場所にある部屋で待っている、新たな患者さんのもとに向かった。
その部屋はもちろん個室。でも、その部屋の扉に、患者さんの名前は書かれていなかった。
3回扉をノックして、ドアを開ける。
『失礼します。』
そっと扉を開けると、患者さんが、その整った顔で振り返る。
パク･ジミン。
彼が、今日から私が専属で担当する患者。
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作者名：ミルキー | 作成日時：2018年5月2日 8時
