31話 ページ42
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室内で筋トレをして、今日の練習は終わり。やっぱりバット振りたいなー、、
シャワーを浴びて部屋に戻ると同時に、僕のスマホに電話がかかってきた。
『誰だろう、、?』
画面に表示されたのは知らない番号だったので、少しの間無視していたが何度もかかってくるので仕方なくでた。
「やっとでた!!Aやろ?」
電話越しに聞こえてきた声は、どこかで聞いたことのある優しい声だった。あれ、この声って、、
『もしかして、、侑兄?』
金「そう!侑兄やで〜」
かけてきた人は、侑兄こと埼玉西武ライオンズの金子侑司。あの爽やかイケメンさんです。
実家が近所で、小さい頃よく遊んでもらっていた。まあ、僕の兄的な存在の人だ。
『なんで僕の番号知ってんねん!』
金「そんなことで怒らんで〜?笑 Aママから聞いただけやって!」
おかん、余計なこと言いよったな、、
『んで、突然電話なんてどないしたん?』
僕が要件を聞くと、侑兄は「そうそう!」と思い出したかの口調で話し出した。
金「実はテレビでAが活躍してたの見とったんよ。それで声聞きたくなった笑」
笑いながら言う侑兄はどことなく嬉しそうだった。そんな声を聞いて僕もつい頬を緩めた。
『おおきに。僕も侑兄のことテレビで見とった笑』
と僕が言うと、「せやったら連絡してくれてええのに!」と少し拗ねた様子になった侑兄。
『許してや〜笑 やったら今度一緒にご飯行かへん?』
機嫌取りにでも誘ってみると、「ほんまに!?」と先程とは打って変わって明るい声が聞こえた。
金「約束したさかい破ったら怒んで?」
侑兄の少し子供っぽい発言に僕はプッと笑いながらも『わかってんで〜』と返事しておいた。
金「怪我ゆっくり治しーな!また活躍するの期待してんで!」
『おん。侑兄も頑張ってや!』
電話を切り、ふぅ、、とため息をついた。
万全な状態で戻って、また打つ姿侑兄に見せたろ。
暇だ。電話をした後からやることが無い。
挨拶出来てない人の所にしに行った方がいいのかな、、
うん。挨拶しに行こう。
少し濡れた髪をタオルで乾かし、念の為携帯と財布を持ち部屋を出た。
寮に住んでない人もまだいるかな?少し室内を歩き回ってみよう。
プラプラと歩き回っていると、シャワールームから人が出てきた。
、、、石川雄洋さんだ。
元キャプテンであるし、挨拶しとかなきゃいけないんだけど、、
とても怖い。(顔とか雰囲気とか色々←)
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りあ。(プロフ) - にゃあさん» 返信遅くなってすみません!!にゃあさんありがとうございます!!! (2019年11月6日 13時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 応援します! (2019年10月22日 20時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
りあ。(プロフ) - れいさん» 私もです!!笑 来シーズンも康晃ジャンプを楽しみにしてます!!! (2019年10月22日 15時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
れい - いつも康晃ジャンプできるか楽しみにしながら試合見てます(笑) (2019年10月22日 13時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
りあ。(プロフ) - 近藤選手も翔さんもすごくいい選手ですよね!康晃ジャンプは勝ってても負けててもノリノリになれるので好きです!是非一緒にジャンプしちゃってください!笑 (2019年10月22日 10時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りあ。 | 作成日時:2019年8月22日 12時