21話 ページ28
桑原side
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Aが眠りについてから、15分ほど車を走らせ、目的の店に到着した。車を停めてAの体を揺らす。
桑「Aー?着いたで〜。」
『うーん、、』
いくら体を揺らしても起きずに唸るだけ。どうすれば起きるんやろ、、あっ。いいこと閃いてもーた。
桑「A、、起きんと食っちまうで?」
Aの耳元で囁くと、『へっ、、』と驚いた顔で起きた。
『狡いですよ!!桑原さん!ご飯独り占めなんて!』
桑「えっ?」
やっと起きたAが発した第一声に困惑の声を漏らしつつも、自分の発言を振り返る。なんか俺変なことゆーた?
あっ。Aは俺が「食っちまうで?」って言ったのを、ご飯のことだと勘違いしたのに気がついた。
桑「なんやねん、お前!天然やな〜、、」
1人で解決した様子の俺を見て、Aは『なんですか〜。』とぶつくされていた。
『とりあえず!ご飯行きましょ!!』
空腹に我慢できなくなったAが、興奮した声で言った。
桑「はいはい。なんでそんな興奮してるん?」
俺が苦笑い気味で言うとAは
『だって、桑原さんとのご飯楽しみにしてたんですよ?興奮するに決まってます!』
と満面の笑みで答えて、車を降りた。それを見た俺は完全にノックアウト。少しだけ車内で悶えた後、車を降りた。
席に着くとメニューと睨めっこするA。ずーっと悩んでるもんやから、
桑「個人的にはこれ、オススメやで!」
と言うと、『じゃあそれにします!』と素直に従うA。可愛い。
注文して、しばらく話していると料理がきた。少し駄べりながら食べ進めていると、Aは俺の料理をジッと見てきた。
桑「食べる?」
『えっ、いいんですか!?』
食べたそうに見つめていたので声をかけると、目を輝かせたA。
『じゃあ僕のも1口どうぞ!』
と2人で料理の乗ったトレーごと交換した。あれっ。これってよく考えたら、関節キスやない?
1人でそんなことを考えて恥じているとAは、『どうしたんですか?』と気にせず俺が使った箸に口をつける。
やっぱ天然なんやな。こんなこと他の男にやってたらあかん!!俺が許さへん!!←
桑「A!!そんなこと他のやつにやったらあかんで!!」
と突然俺が言うと、
『えっ?あっ、はい。』
と意味がわかっていないAは焦って答えた。
Aは天然やし、可愛いから他のやつから俺が守ってやらんと。
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りあ。(プロフ) - にゃあさん» 返信遅くなってすみません!!にゃあさんありがとうございます!!! (2019年11月6日 13時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 応援します! (2019年10月22日 20時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
りあ。(プロフ) - れいさん» 私もです!!笑 来シーズンも康晃ジャンプを楽しみにしてます!!! (2019年10月22日 15時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
れい - いつも康晃ジャンプできるか楽しみにしながら試合見てます(笑) (2019年10月22日 13時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
りあ。(プロフ) - 近藤選手も翔さんもすごくいい選手ですよね!康晃ジャンプは勝ってても負けててもノリノリになれるので好きです!是非一緒にジャンプしちゃってください!笑 (2019年10月22日 10時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りあ。 | 作成日時:2019年8月22日 12時