19話 ページ24
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その後、今永さんと駄べりながらロッカーへ向かった。
ロッカーの扉を開けると、皆が「「「「おめでとー!!!」」」」と大きな声で出迎えてくれた。
『ありがとうございます。』と答えながら自分の荷物へ歩いた。着替えや荷物の整理など済んだ僕は疲れのあまり、ソファに背を預けた。
『あーー。づがれだぁぁぁ。』
と1人で項垂れていると、ふと視線に気づいた。顔を上げると、にやにやしながらスマホを向ける裕季也がいた。
『何やってん??笑』
裕「インスタ笑笑」
「ヒーローになってどうですかー?」とか聞かれたからヒーローインタビューと同じように答えておいた。
裕「じゃあストーリーにあげとくわ!」
と裕季也は爽やかな笑顔で僕に言った。項垂れてる時の撮られてたかな、、
『あっ、僕グローブ置いてきちゃった。』
そういえば、ヒーローインタビュー終わった後にバットしか持ってなかったなと思い、取りに行くことにした。
『あったあった。』
グローブを取って球場内へ戻った。
そういえばヤクルトの選手と誰一人として会ってないな、と思いながら角を曲がると誰かの胸ら辺にぶつかった。
『あだっ。すみません。』
ぶつかった人の顔を見ようと上を見ると、、
『山田哲人さん、、』
そう。ぼくがぶつかったのは、ヤクルトの山田哲人さんでした。やっべー、、死んだかも。
哲「桃樋川A、、やろ?」
『はいぃっ!!!』
いや、すみませんで別れて終わりかと思ってたわ。話しかけてくるなんて思ってなかった!!←
哲「そんなビビらんでええわ。別になんもせんし。今日凄かったな。」
とポンポン頭を叩かれた。「ちっこいから舐めとったわー。」と笑いながら言うもんだから、少しムスッとした。
哲「まあまあ、そんな怒らんでええやん。それより、連絡先交換せん?Aのこと、もっと知りたいんやけど。」
こんなこと言われたら世の中の女子は落ちちゃうんだろうな〜、と思いながら『いいですよ。』と答えた。
哲「よっしゃ。Aの入団会見見てて、ちょっと気になっててん。どーしても連絡先聞きたかったんよ。」
と言いながら哲人さんは笑った。
その後、LINEを交換し「じゃあ後で連絡するわ!」と哲人さんは言って、荷物を持ち戻って行った。
ロッカーへ戻ると、康晃さんがずんずんと鬼のような形相で僕に近づいてきた。
『なんでしょう?』
山「山田哲人君に連絡先渡したでしょ!?」
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りあ。(プロフ) - にゃあさん» 返信遅くなってすみません!!にゃあさんありがとうございます!!! (2019年11月6日 13時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 応援します! (2019年10月22日 20時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
りあ。(プロフ) - れいさん» 私もです!!笑 来シーズンも康晃ジャンプを楽しみにしてます!!! (2019年10月22日 15時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
れい - いつも康晃ジャンプできるか楽しみにしながら試合見てます(笑) (2019年10月22日 13時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
りあ。(プロフ) - 近藤選手も翔さんもすごくいい選手ですよね!康晃ジャンプは勝ってても負けててもノリノリになれるので好きです!是非一緒にジャンプしちゃってください!笑 (2019年10月22日 10時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りあ。 | 作成日時:2019年8月22日 12時