14話 ページ19
『ふぅ、、』
ため息をつきながら僕はベットに倒れ込んだ。
明日は入団してから初めての試合。ハマスタでナイターのヤクルト戦。先発は向こうが小川さん、こっちが今永さんのエース対決だ。
入団する前からテレビで試合は見ていたものの、実際は全然違うんだろうな、、、
早めに寝よう。
明日の準備や寝る支度を済ませ、ベットに入り目をつぶるも、緊張でなかなか寝付けずにいた。
そんな時、スマホからLINEの通知音が鳴る。
誰からだろうと思い体を起こし、LINEを開く。
筒<康晃から連絡先もらった。>
<明日は代打とかで使われるかもしれないし、念の為準備よろしく。>
<あんま緊張しすぎんなよ!>
『ふふっ。』
さすがキャプテン。分かってるなぁ。
<ありがとうございます!>
ぱぱっと返信してスマホを置き、目を閉じる。
先程よりだいぶリラックス出来てるし、すぐ寝れるな、、
そんなことを考えているうちに僕の意識は遠のいていった。
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『んっ、、』
目が覚め、時計を確認すると時刻は6:00。今日はナイターなんだっけ、、 二度寝しようかな、、
『まあいいや。走ろ。』
中学生からやっている日課。毎朝ランニングをすることは、今でも無意識に続けている。
寝間着から着替え、扉をそっと開ける。
『誰も居ないよね、、』
さすがにこの時間はみんな寝ているだろう。
サッと走って戻ってこよ。
戻ってくる頃、時刻は6:30をまわっていた。
部屋に入り、汗ふきシートなどで少しだけかいた汗を拭く。
『まだ宮本さん起きてないよね、、?』
でも練習するなら起きてたりするかな?とりあえず行ってみよう。
コンコン と昨日と同じように扉をノックする。
宮「あい、、、」
寝ぼけたような宮本さんの声が返ってきた。起こしちゃったな。
宮「ん〜。どちら様ですか、、」
まだハッキリと開いていない目を擦りながら、宮本さんが出てきてくれた。
『えっと、、隣の部屋に来た桃樋川Aといいます。突然起こしてしまってすみません。大丈夫ですか?』
僕が声をかけても「んー。」としか言わない宮本さん。目も開いてないし、、、
すると突然、先程から少しふらついていた宮本さんが僕の方へ倒れ込んできた。
予想外の出来事に対応できなかった僕は、宮本さんと床へ倒れ込んだ。
『痛った、、、』
『怪我はないですか?』と声をかけるために目を開けると
唇が触れるくらいの距離に宮本さんの顔があった。
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りあ。(プロフ) - にゃあさん» 返信遅くなってすみません!!にゃあさんありがとうございます!!! (2019年11月6日 13時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 応援します! (2019年10月22日 20時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
りあ。(プロフ) - れいさん» 私もです!!笑 来シーズンも康晃ジャンプを楽しみにしてます!!! (2019年10月22日 15時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
れい - いつも康晃ジャンプできるか楽しみにしながら試合見てます(笑) (2019年10月22日 13時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
りあ。(プロフ) - 近藤選手も翔さんもすごくいい選手ですよね!康晃ジャンプは勝ってても負けててもノリノリになれるので好きです!是非一緒にジャンプしちゃってください!笑 (2019年10月22日 10時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りあ。 | 作成日時:2019年8月22日 12時