13話 ページ18
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山「今日はありがとうね。じゃあ明日の試合頑張ろう!」
康晃さんは「おやすみ。」と言ったあと、再び車を発車させた。
『ありがとうございました!』
僕はお辞儀をした後、寮へ足を向ける。
荷物を持ってきた際に1度来たことはあったが、改めて見るとでかいな。
『行きますか。』
1人で呟き、青星寮と書かれた壁の横を通り中へ入った。
『あっ。』
中へ入ると、大きな耳がチャームポイントの阪口皓亮くんとばったり。
僕の声に気づいたのか、
阪「Aさんですよね?」
と声をかけてくれた。
二軍の人にはまだ自己紹介をしていないのに、名前を知ってくれてる、、嬉しいの極み。
『そう!桃樋川Aです。よろしく。阪口皓亮くんだよね?』
僕がそう尋ねると、「はい。よろしくお願いします。皓亮でいいですよ。」と言ってくれた。しっかりしてるなぁ、、
皓亮と青星寮の事などを話しながら歩いていると、あっという間に部屋に着いた。
阪「じゃあAさん、おやすみなさい。」
少し微笑みながら言う皓亮が凄く大人っぽく見えて少しドキッとした僕は、『おやすみ!!』と焦って答えた。
僕の部屋は、楠本さんと宮本さんの間にある。
、、、、隣だし、挨拶しとくべきだよな。
まずは楠本さんのところへ。
扉をノックすると「はい。」とすぐ返答があって、扉が開いた。
楠「あー、隣に来たやつやっけ?俺、楠本泰史。よろしく。」
『桃樋川Aです。よろしくお願いします!』
僕が名前を告げると、「Aな。なんか困ったことあったら聞いてええよ。」と楠本さんは優しく言ってくれた。
楠本さんに挨拶を済ませた後、宮本さんの部屋へ向かった。
コンコン っとノックをすると返答なし。
おかしいな、、もしかしていない?
扉の前で色々考えていると、「あれ、Aじゃん。」と少し離れた所から声がした。
横を向くとそこには、神里さんが立っていた。
神「どうしたの?秀明の部屋の前で。」
神里さんは僕の方に歩きながら言った。
『部屋がお隣なので挨拶をと思って、、』
僕がそう言うと、「なるほどな〜、、」と神里さんは少し笑った。
神「もしかしたら秀明、寝てるかも笑 明日の朝とか行ってみたら?」
寝てるんだ、、 どんな人なのかイマイチ分からないけど、マイペースなんだな。
『そうですか、、ありがとうございます。』
仕方ない。明日行こっ。
神里さんにお礼を言って、自分の部屋に戻ることにした。
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りあ。(プロフ) - にゃあさん» 返信遅くなってすみません!!にゃあさんありがとうございます!!! (2019年11月6日 13時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 応援します! (2019年10月22日 20時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
りあ。(プロフ) - れいさん» 私もです!!笑 来シーズンも康晃ジャンプを楽しみにしてます!!! (2019年10月22日 15時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
れい - いつも康晃ジャンプできるか楽しみにしながら試合見てます(笑) (2019年10月22日 13時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
りあ。(プロフ) - 近藤選手も翔さんもすごくいい選手ですよね!康晃ジャンプは勝ってても負けててもノリノリになれるので好きです!是非一緒にジャンプしちゃってください!笑 (2019年10月22日 10時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りあ。 | 作成日時:2019年8月22日 12時