12話 ページ16
山崎side
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やばい。心臓の音聞こえてないかな？
俺が心配しているのは、ドクンドクンといつもより遥かに速い俺の中で響き渡る音。
ちらりとAの方を見ると、俺に気づいたのかメニューを見て俯いていた顔をあげて、
『どうしたんですか？』
なんて上目遣いで聞いてくる。
俺がこんなにもドキドキしているのは数時間前のこと、、
･
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･
『お待たせしてしまってすみません。』
申し訳なさそうな顔をして俺の前に現れたA。
私服姿、、ちょー可愛いんだけど。
山「全然！じゃあ行こうか。」
なんとか俺は平常心を保ちながらAを車に乗せ、店へ向かった。
今日いくお店は俺のお気に入りの和食屋さん。店内、というか席が障子で区切られて、部屋のようになっている。
つまり2人っきりということだ。 という所で振り出しに戻る。
気になる子と2人っきりでご飯。
よく良く考えればめちゃめちゃドキドキするし、さっきから変な汗が止まらない。
『山崎さんは何にするんですか？』
Aがとつぜん声をかけてきたから
「えっ、あっ、俺はこれにしようかなって。」と焦って答えるとAは『ふふっ。』と笑った。
この子は女の子よりも女の子らしいというか、なんとなく異性のように見えてしまう。
山「あっ、俺の事山崎じゃなくて康晃でいいよ！」
と言い、焦ったことを誤魔化した。
Aは『わかりました、康晃さん。』と言ったあと、店員さんを呼んだ。
注文を終えて料理が来るまでは、チームのこととかプレーのこと、お互いのことを色々話した。
料理が来てからはあっという間で、気づいた時にはもうお別れの時間。
『ありがとうございました。ご馳走になってしまってすみません、、』
Aは眉を下げてそう言った。
山「大丈夫だよ。先輩だし奢りたかったから」
ちょっとくらいカッコつけたかったし、、なんて内心思いながら言うと、『ありがとうございます。』と言ってふにゃっと笑った。
俺はきっとこの笑顔に惚れたんだろうな。
山「Aは寮なの？」
俺が聞くと、『そうです！』と元気よく答えた。
理由を聞くとホテルみたいで綺麗だとかなんとか、、
山「じゃあとりあえず近くまで送ってくね。」
『いやいや！！悪いですよ！』
「門限とかもあるよね？」と言うと諦めたように『お願いします、、』と言った。
まだもう少しだけ君といたいなんて言ったら困るかな。
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りあ。(プロフ) - にゃあさん» 返信遅くなってすみません！！にゃあさんありがとうございます！！！ (2019年11月6日 13時) (
レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 応援します！ (2019年10月22日 20時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
りあ。(プロフ) - れいさん» 私もです！！笑 来シーズンも康晃ジャンプを楽しみにしてます！！！ (2019年10月22日 15時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
れい - いつも康晃ジャンプできるか楽しみにしながら試合見てます(笑) (2019年10月22日 13時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
りあ。(プロフ) - 近藤選手も翔さんもすごくいい選手ですよね！康晃ジャンプは勝ってても負けててもノリノリになれるので好きです！是非一緒にジャンプしちゃってください！笑 (2019年10月22日 10時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りあ。 | 作成日時：2019年8月22日 12時
