10話 ページ14
『ごめん!待たせちゃったね。』
僕が成也の所に駆け寄ると「全然大丈夫です。」と言ってくれた。
細「Aさん、ボール出しお願いします。」
と言ったので『りょーかい。』と答えて、成也にボールを軽く投げる。成也はネットに向かって打ち込んでいく。
『もっと肘をこうして、、』
僕が気になるところを指摘すると、成也は一生懸命聞いてくれた。
そんな練習を続けていると
齋「おっ、一緒に練習してるんだ。」
と齋藤さんがやって来た。
『こんにちは。齋藤さん。』
私が挨拶すると「齋藤さんって芸人みたい笑 俊介でいいよ笑笑」と言われたので俊介さんと呼ぶことに。
齋「Aと成也、仲良かったの?」
と聞かれると成也が「Aさんのバッティング凄いんです!」と興奮して答えた。
細「指摘されたことを直すと、結構打てるようになってきて、、 Aさんのおかげです。」
『そんなに褒めなくていいのに笑』と僕がいうと、「本当のこと言ってるだけですから」と笑った。
その様子を見て俊介さんは
齋「俺も色んな人から凄いって聞いたよ。恵太とか三嶋さんとか、、」
あと、、なんて続けて喋る。どこまで皆さん言いふらしてるんだか。
でも暖かいチームだな、そう思って思わず笑ってしまった。
すると成也も俊介さんも顔を真っ赤にして目を逸らした。
齋(いや、、狡いでしょそれは、、)
細(Aさん、、可愛い、、)
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その後、俊介さんは投球練習にもどり成也と再び練習していると、練習終了とコーチに告げられた。
細「ありがとうございました!」
『うん。また一緒にやろうね。』
成也と別れロッカーに戻ろうとした時、球団スタッフの人に声をかけられた。
ス「Aさん、インスタとTwitter用にこの動画と入団会見の動画あげたいんだけどいいかな?」
差し出されたスマホを覗き込むと、画面には僕が学生時代野球をやっている姿が、綺麗に編集された動画が流れていた。
『全然大丈夫です。ありがとうございます。』
もちろん即OK。ベイスターズの編集技術は前々から凄いと思っていたが、こんなにかっこいい動画に仕上がるとは。
ちなみに入団会見の時は、ガチガチに緊張していて自分が何を言ったのかあまり覚えていない。
インスタで見てみよ。あ、僕ベイスターズフォローしてなかったかも。後でしとこ。
インスタなんて学生時代の頃しか投稿してなかったし、ベイファンの人達に挨拶的な投稿しておこうかな。
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りあ。(プロフ) - にゃあさん» 返信遅くなってすみません!!にゃあさんありがとうございます!!! (2019年11月6日 13時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 応援します! (2019年10月22日 20時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
りあ。(プロフ) - れいさん» 私もです!!笑 来シーズンも康晃ジャンプを楽しみにしてます!!! (2019年10月22日 15時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
れい - いつも康晃ジャンプできるか楽しみにしながら試合見てます(笑) (2019年10月22日 13時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
りあ。(プロフ) - 近藤選手も翔さんもすごくいい選手ですよね!康晃ジャンプは勝ってても負けててもノリノリになれるので好きです!是非一緒にジャンプしちゃってください!笑 (2019年10月22日 10時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りあ。 | 作成日時:2019年8月22日 12時