Case4 ページ5
『送ってくれるんじゃなかったんですか』
「これが終わったら」
私の隣でこれまた眩しいほどにイイ笑顔を向ける安室さんの隣で、
私は死んだ魚ような目で、被害者の女性の部屋のドアを見つめた。
「Aお姉さん、眠たいの???
目、死んでるよ?」
『そうだね、今すぐお家に帰りたい。
あと、やっぱり君がいるとろくなことがない』
慣れてしまった…といえばそうなのだが、
いかんせん、この江戸川コナンくんのいるところいるところで事件が起きすぎている。
私の巻き込まれ体質は、おそらく半分はこの子だ。
いや、それ以上かもしれない。
「でも、Aお姉さんの巻き込まれ体質は小さい頃からなんでしょ?
新一兄ちゃん言ってた!」
『まぁそれは大半あの推理オタクのせいだから。
私悪くない』
「ハハッ、苦労してらっしゃるようだ」
ケラケラと笑う安室さんを横目に、
私は小さくてため息をついた。
『でもまぁ……家族だから、許せもしますよ』
「………家族?」
そう、小首を傾げて聞き返してきた安室さん。
(あぁ、そりゃあそういう反応するよなぁ…)
と、
当たり前のことを思いながら、
『……聞きたいですか?』
と、念のため確認をとれば、
「ぜひ」
と、これまたイイ笑顔を向けられた。
『……なんか、安室さんといると視力悪くなりそう』
「え、なんでですか」
『笑顔が眩しすぎて』
______
ゼロの執行人みてきました。
降谷さん、かっこよかったです。
降谷さんの恋人は――――――………。
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ソーダ愛す - ヤバい、面白すぎる...!個人的におジャ魔女とひょっこりはんがツボでしたww (12月13日 21時) (レス) @page49 id: 73c730aa71 (このIDを非表示/違反報告)
テトノ - 初めまして、とてもおもしろいです!!!はい、ひょっこりはんの所がとくにおもしろかったです (2022年4月10日 12時) (レス) @page44 id: 766cae026c (このIDを非表示/違反報告)
いつも楽しみに読んでます!更新頑張ってください! - ライ (2018年10月14日 9時) (レス) id: a0ae5a4b08 (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 初めまして、面白いですヽ(*≧ω≦)ノパルクール出来る女子高生とかカッコいい!安室さん推しな感じも最高です♪ 正にドキドキハラハラな展開も良いです(*´艸`*)ひょっこりはんも笑いました(笑) (2018年6月13日 19時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
アオ - あおいさん» ありがとうございます!続編の方、読みました。教えていただき、本当にありがとうございました。 (2018年5月13日 8時) (レス) id: c480416726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヤギとポン酢 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時:2018年4月7日 22時