第５０話【 女性よりも 】 ページ2
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白い彼が消えた後、チビの案内により森をなんとか抜けたA。
そして、ジルの迎えにより学園へと帰宅。
部屋に戻ったAは、服を貸してくれたジェイルへ礼を述べて何時も通りの1日を送った。
そして翌日。
今日はフレアと出掛ける日だ。
学園まで迎えに来てくれたフレアに甘えて、彼の後を付いて歩く。
「 ふふ、Aちゃん今日は私に付き合ってくれてありがとね。」
『 いえ、俺の方こそ誘って頂いてありがとうございます。』
前を歩く彼が長い髪を風に遊ばせながら振り返る。
以前と同様の
こうして見ていると彼が男性である事を忘れてしまいそうになる程、彼は綺麗だった。
大人の魅力、と言うやつだろうか。
「 うーん、そうねぇ…Aちゃんの事とか色々聞きたいし…私のオススメのお店に行きましょうか。」
『 はい、フレアさんにお任せします。』
「 ありがと、それじゃ行きましょ。」
高めのヒールをカツリと鳴らしAの横へ並んだフレア。
淡い桃色のネイルがきらりと光る。
自分の為にお洒落をして来てくれたのだろうか、と考えて頬が緩む。
「 ん、どうしたの、Aちゃん？ 」
『 あぁ、いえ。そのネイルとか服とか凄く可愛いなと思って…。』
「 あは、気付いてもらえて嬉しいわぁ。」
一瞬きょとんとした表情を見せたフレアは、その意味を飲み込めば
自然とAの腕にフレアの腕が絡まった。
普段、女性と接する機会がないAは男性とは言えこんなにも綺麗な人に腕を組んで貰えていると言う事実に肩を揺らした。
「 あ、唐突だったかしら。」
『 いえ、その…余り女性に慣れていなくて…。』
「 ふふ、可愛いわね。でも、私は女じゃないわよ？ 」
『 分かってるんですけど…。』
絡まる腕も、女性の様に柔らかくはない。
騎士団副団長の座に着いているフレアは身体も鍛えている為、それなりに筋肉質でもある。
そう、柔らかな胸がある訳でもないので緊張しなくて良いと言われてしまえばそれまでだ。
それでも、見た目は完全に綺麗な女性な訳で。
「 そんな反応されると私も本気にしちゃいそう。」
『 …えっ、』
ヒールを履いていてもAより低めの位置にいるフレア。
その位置で見上げられれば自然と上目遣いになる。
そして、語尾にハートが付きそうな言葉。
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あこ - はいまた俺です()あぁぁまた続編ｯｯｯ!!!!ｸｯｿ、興奮すr((((((黙れ 次も楽しみにしてます!御仕事無理せず、体調に気を付けて下さい!!更新はゆっくりでも待ってます!!楽しみのひとつとなっております!!えと、頑張って下さい!!() (2018年4月2日 18時) (
レス) id: eb4bfbc582 (このIDを非表示/違反報告)
アカネ(プロフ) - 流石イリスだ。わいの推し。 (2018年3月1日 4時) (レス) id: e853e23932 (このIDを非表示/違反報告)
にじ(プロフ) - ねむるさん» 他作品も読んで頂けるなんて…とても嬉しいです！ニヤニヤして貰える作品になっている様で嬉しく思います！2回も掛かったんですね…辛いです…。嬉しい告白を有難うございます…これからも頑張りますね！笑 (2018年2月25日 13時) (レス) id: 14a110e835 (このIDを非表示/違反報告)
にじ(プロフ) - あこさん» 好きだと言って頂けるのはとても嬉しいです、有難うございます！これからも頑張らせて頂きますね！ (2018年2月25日 13時) (レス) id: 14a110e835 (このIDを非表示/違反報告)
にじ(プロフ) - ーさん» 簡単な設定しか考えていませんが、次の続編で設定を入れさせて頂きますね。 (2018年2月25日 13時) (レス) id: 14a110e835 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にじ
| 作成日時：2017年11月26日 14時
