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第??話【 ??? 】 ページ1

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とある一室。
だだっ広い部屋の中心に、顔を突き合わせた男が4人。



「 例の黒き(ドラゴン)はバルガロッザ帝国に渡ったか…。」

「 白き(ドラゴン)に続き厄介だな。」

「 何故、バルガロッザ帝国ばかりが…。」

「 だが、もう一頭。銀翼の(ドラゴン)がいるだろう。」

「 その(ドラゴン)に至っては存在の確認すら怪しい所だがな。」



4人は同時に息を吐く。
しん、と広い部屋に静寂が(おとず)れた。

その静寂を破る様にコンコンと部屋にノックの音が響く。
一人の男が入れ、と告げると燕尾服(えんびふく)を身に(まと)った男性が扉を開けた。



「 失礼致します。至急、お耳に入れたい事が。」

『 何だ。』



その男は(うやうや)しく他の3人へ頭を下げると、茶髪の男の耳許へ唇を寄せた。

その話の内容に、茶髪の男が目を細める。
下がれ、と一言発した男は、肘を机に乗せ口許を隠す様に指を組んだ。



「 どうした。」

「 黒き(ドラゴン)の所有者が分かった。」

「 なんと。」

「 我々が知る人物か? 」

「 いや、何でも聖バラッド学園に最近編入した男らしい。」

「 あの学園か…。」

「 イリスが居る所だな…面倒な。」



また4人の男が同時に口を(つぐ)む。
再び部屋に静寂が訪れた。

(あお)い髪をした男がその沈黙を破る。



「 その男…こちら側に引っ張り込めないか。」

「 …難しいのではないか? 」

「 いや、その男に監視が付いている訳ではないからな…。」

「 その男の懐に上手く我らの息が掛かった者を潜り込ませる事が出来れば(ある)いは…。」



まだ、チャンスはあるかもしれない。
4人は目を合わせてほくそ笑む。



「 それならば俺の所から一人、その男の元へ人を送ろう。」

「 ふむ、まぁ良いでしょう。」



眼帯を付けた男が一人、名乗り出る。
短く切り揃えられた髪に鋭い目付き。
武将や騎士といった言葉が似合いそうな男である。

その男は、口角を上げて(たの)しげに笑う。
その瞳はギラギラと獲物を見付けた捕食者の様に光る。



「 それでは、その男の件は貴方に任せるとして…次の侵略はどうしますか? 」

「 あぁ…それも決めておかなければならないな。」



4人は先程までの話は終わったとばかりに次の話題を取り上げる。



「 次のターゲットは…バルガロッザ帝国。」



Aを渦巻く環境に変化が起こる。



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第50話【 女性よりも 】→



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あこ - はいまた俺です()あぁぁまた続編ッッッ!!!!クッソ、興奮すr((((((黙れ 次も楽しみにしてます!御仕事無理せず、体調に気を付けて下さい!!更新はゆっくりでも待ってます!!楽しみのひとつとなっております!!えと、頑張って下さい!!() (2018年4月2日 18時) (レス) id: eb4bfbc582 (このIDを非表示/違反報告)
アカネ(プロフ) - 流石イリスだ。わいの推し。 (2018年3月1日 4時) (レス) id: e853e23932 (このIDを非表示/違反報告)
にじ(プロフ) - ねむるさん» 他作品も読んで頂けるなんて…とても嬉しいです!ニヤニヤして貰える作品になっている様で嬉しく思います!2回も掛かったんですね…辛いです…。嬉しい告白を有難うございます…これからも頑張りますね!笑 (2018年2月25日 13時) (レス) id: 14a110e835 (このIDを非表示/違反報告)
にじ(プロフ) - あこさん» 好きだと言って頂けるのはとても嬉しいです、有難うございます!これからも頑張らせて頂きますね! (2018年2月25日 13時) (レス) id: 14a110e835 (このIDを非表示/違反報告)
にじ(プロフ) - ーさん» 簡単な設定しか考えていませんが、次の続編で設定を入れさせて頂きますね。 (2018年2月25日 13時) (レス) id: 14a110e835 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にじ | 作成日時:2017年11月26日 14時

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