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酒井Side
Aが秀吉と将棋で対決する
もしAが負けたら一日秀吉のもんって勝手に言ってるけど、Aは将棋では負けない
魔村「それでは、一時間以内にAさんを将棋で倒す、開始」
榊原『おい、大丈夫か?』
酒井『こりゃあ秀吉が負けるな』
榊原『は?なんで』
酒井『Aは、将棋で負けたことねぇから』
榊原『でも、結構追い詰められてないか?』
酒井『見とけって』
豊臣「Aちゃん、なかなかやるやんけ。」
碓井「…」
豊臣「…」
A、秀吉の事嫌いじゃねぇか
秀吉に返事すらしてねぇ
碓井「…王手。」
秀吉「、嘘やろ…」
碓井「魔村さん、」
魔村「はい」
碓井「この勝負、旗印戦としては無効にしていただけますか。」
酒井「何言ってんだよ、Aの勝ちで秀吉が負けで良いじゃねぇか」
碓井「こんな敗退の仕方、誰も納得できないでしょうから。」
魔村「かしこまりました。この旗印戦は無効とさせていただきます。」
豊臣「Aちゃん…」
榊原「納得できないってどういうことだよ⁉」
碓井「豊臣さんはケンカが強いと言ってましたよね。だったら、負ける時はケンカで負けないと。」
そう言って将棋を片付け始めた彼女を、特進の奴らはどう思うだろう
優しいと思うのか、嫌な女だと思うのか
ただ、誰になんと思われようとも、彼氏である俺がやるべきことは1つ
酒井「お疲れ様。」
彼女を何があっても守り続ける
ただ、それだけ
上杉「碓井さん。将棋、すごかったね」
明智「最後すごくかっこよかったです!」
碓井「いや…私、将棋嫌いなんだよね…」
明智「え?なんでですか?」
碓井「いや…なんとなく…」
教室に戻ると、Aはすぐ囲まれてしまった
酒井「…」
井伊「お前、最後のバッチリ映ってたぞ」
酒井「はっ⁉最後のって、」
本多「碓井の事好きすぎるだろ。もうみんな気づいてるぞ」
酒井「俺お前らにも何も言ってないぜ?」
榊原「あんだけ見てりゃ分かるわ。お前ら、付き合ってんだろ?」
酒井「………おう。」
改めて誰かから言われると、結構恥ずかしいな
井伊「なかなかいい女じゃねぇか」
本多「ちゃんと言っとかねぇと秀吉に取られんぞ。」
酒井「あぁそれは問題ねぇ。秀吉には返事すらしてねぇから。」
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串(プロフ) - あんずさん» お待たせしました〜。不定期更新でごめんなさい… (2022年9月5日 5時) (レス) @page35 id: 0223b6f8e6 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - やった!更新された!いつもありがとうございます (2022年9月3日 21時) (レス) id: 4439453481 (このIDを非表示/違反報告)
串(プロフ) - 青晴空 さん、今急いで編集しました!ご指摘ありがとうございます (2022年8月27日 15時) (レス) id: 0223b6f8e6 (このIDを非表示/違反報告)
青晴空(プロフ) - オ リ ジ ナ ル フ ラ グたってますよー (2022年8月27日 14時) (レス) id: 06dde910e2 (このIDを非表示/違反報告)
串(プロフ) - @さくら さん、ありがとうございます。 (2022年8月27日 14時) (レス) id: 0223b6f8e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:串 | 作成日時:2022年8月26日 18時