酒井くんには彼女がいるようで【新・信長公記】

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碓井Side





井伊「俺も来た。」





榊原「俺も。」





酒井「俺も来た。」





井伊「もしかしたら、明智勝つかもしんねぇぞ。」





みんな単純だな…





酒井「Aは条件付きらしいけどな。」





本多「条件？」





碓井「そこまで優しい人間じゃないから。」





榊原「でも特進全員がいるんだからよ…」





なんか豊臣さんがなんか言ってるけど、だれも相手してないな





豊臣「…反家康同盟が出来上がった訳や。カモ〜ン！」





彼が声を上げると特進のほぼ全員が立ち上がり、彼の近くに集まった





みやび「反家康同盟…」





豊臣「いや〜明智の行動力舐めてたわ。ハンパないな！」





みやび「皆で一丸となって明智くんを匿う作戦！」





上杉「そう。この旗印戦は、壮大な隠れんぼだ。」





伊達「も〜いいかい」





全員『まーだだよ』





あー、これは期待しないほうがいいかもなぁ





碓井「ふぁ〜あ。」





みやび「あれ？Aさんは協力されないのですか？」





上杉「声をかけられなかったのか」





碓井「いや？協力するとは言ったけど条件があるから。」





豊臣「条件？」





伊達「無条件で協力はできないと…」





碓井「流石にね。ま、できるだけのことはするよ。」





そう言って上杉くんの横の椅子に座ると、みやびさんは安心したように笑った















魔村「これより旗印戦、24時間以内に明智光秀を倒す、開始！」





豊臣「よっしゃ、全力で明智匿うで！」





全員『ッシャァァ！』





伊達「見てろよ、家康…」





ま、どうせそんなに上手くいくとは思わないけどね





一応頑張ってんだからちょっとくらい助けてあげてもいいかな、なんて





碓井「ちょっと図書室行ってくる。」





酒井「ギター？」





碓井「いや？調べ物。」





酒井「俺ｍ」





碓井「明智くんに、協力してるんでしょ。」





酒井「お前こそ」





碓井「私は彼に協力してるわけじゃないから。」





酒井「…家康に何されるか分かんねぇぞ」





碓井「大丈夫。ケンカにはならない」





酒井「…5時まで。」





碓井「分かった。」




私は教室を出て、図書室に向かった















図書室の前まで来た時、図書室から、徳川家康が出てきた





碓井「…」





徳川「お前も、明智に協力しているのか？」





あぁもう、うるさいな





碓井「…」





徳川「お前も、ゴミ共と同じか。」

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