酒井くんには彼女がいるようで【新・信長公記】

反家康同盟 ページ14

みやびSide





上杉「武田は今日も休みか…」





豊臣「未だに信じられへんわ。あの武田が…」





家康くんに倒されてしまった武田くんは今日も休みでしょうか





それに、





榊原「酒井、碓井は？」





酒井「返事が来ねぇんだよ。今日も休みだろ。」





Aさんも、学校に来ていません





伊達「家康、次は誰を狙うつもりだ…」





黒田「順当に行けば秀吉じゃないかなぁ」





豊臣「えっ⁉俺か…」





伊達「私達のことは眼中に無いか…」





上杉「みたいだな。」





すると、松葉杖をつきながら武田くんが教室に入ってきました





豊臣「武田…」





みやび「もう学校に来ても大丈夫なんですか？」





武田くんは問いかけに答えず、席に座りました





徳川「まだ生きてたのか」





豊臣「あの武田が…まじか…」





井伊「早くも高校ライフ、終了〜」





酒井「南〜無〜」





榊原・本多・井伊「ハハハハ」





みやび「武田くん…」





すると、教室にもうひとり入って来ました





碓井「…楽しそうだね」





酒井「A、」





榊原「久しぶりだな。」





入ってきたのは、此の間とは違う格好をしたAさん





豊臣「Aちゃん！」





Aさんは白いズボンに緑色のトップス、白いジャケットを羽織っておりました





碓井「みやびさん、心配かけたわね。」





Aさんは私の前にやってきて、





碓井「ごめんなさいね、返信できなくて」





みやび「どこかへお出かけをされていたのですか？」





碓井「少し用事があってね。」





そういってニコッとしたAさんは、前より大人びた感じがしました





徳川「おいゴミ。」





徳川「磨け。」





徳川くんは武田くんの旗を見せながら"磨け"と指示をしました





徳川「磨けゴミ〜！」





碓井『うるさ、』





武田くんと徳川くんが睨み合っていると、





明智「家康くん、僕が綺麗にするよ。僕、強い人に憧れてて…」





みやび「明智くん…」





井伊「家康に媚びやがったよ…」





家康「明智…」





明智「な、何？」





すると、徳川くんが明智くんを蹴り飛ばしました





徳川「ゴミの分際で下品な笑顔を浮かべおって…」





明智「ご、ごめんなさい」





井伊「媚びてあれかよ…」





徳川くんが席に座ると、武田くんが教室から出ていきました





碓井『ちょっと図書室行ってくる』





Aさんも教室を出ていきました





酒井「A…？」

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