海軍本部一等兵の日常(ティータイム)2【ONE PIECE】

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「ガープ！また貴様の“家族”だぞ！！！」

「ルフィ〜〜〜〜！！！」


「ジンベエ！！クロコダイル！！革命軍のイワンコフまで！！！後ろにいるのも過去に名を馳せた海賊達！！！インペルダウンの脱獄囚達だ！！！」


急に空から降ってきた大問題ルーキーに縁のある各々が、様々な感情を吐露するのだった。


「──それが貴様の答えだなジンベエ！！！」

「そうじゃ！！わしゃあ七武海は辞める！！」


義理堅いジンベエはセンゴクに七武海を辞退するとハッキリと伝えていた。


『ジンベエさん。良かった…』


その姿を見てホッと安堵するAだった。


「何にせよあのチームはおかしいぞ。到底纏まった目的があるとは思えん……」


ガープの予想は的中し、クロコダイルがいつの間にか白ひげの背後に迫る。


「久しぶりだな白ひげ」


そう言い、義手の鋭いフックを白ひげの首目掛けて振りかざした───





ドカン！！！





「！！！」





クロコダイルの襲撃を防いだのは、モンキー・D・ルフィだった。





「……俺とお前との協定は達成された。何故お前が白ひげを庇う」

「やっぱりこのおっさんが白ひげか！じゃあ手ぇ出すな！エースはこのおっさんを気に入ってんだ！」

「………」





“東の海(イーストブルー)で…どんな敵にくれてやったんだ。その左腕”

“……これか？───『新しい時代』に懸けてきた”





「小僧。その麦わら帽子…赤髪が昔被ってたヤツによく似てるな…」

「おっさん、シャンクス知ってんのか！これ預かってんだ。シャンクスから」





“見てくれオヤジ！！これ、俺の弟なんだ！！”





「兄貴を助けに来たのか」

「そうだ！！」

「相手が誰だか分かってんだろうな？おめぇ如きじゃ命はねぇぞ！！」

「うるせぇ！！！お前がそんな事決めんな！！！俺は知ってんだぞ！お前、海賊王になりてぇんだろ！！海賊王になるのは俺だ！！！」


(((((えええええ〜〜〜！！？)))))


「……っ……クソ生意気な……」


白ひげは思わず口角が上がった。


「足引っ張りやがったら承知しねぇぞハナッタレ！！！」

「俺は俺のやりてぇ様にやる！！！エースは俺が助ける！！！」


(((((白ひげに張り合っとるーーーーー！！！)))))


白ひげに対するルフィの物怖じしない言動に絶句し、ピクピクと震える元囚人達だった。


「ありゃあ全部、死刑で良いんでしょ？センゴクさん」

「無論だ！！」

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