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「……そうか。ならばさっさと始めろ」
「フッフッフ！ヤル気満々じゃねぇか」
「馬鹿言え。俺は只の傍観希望者だ。今回の議題に関わる海賊達に少々興味があってな……それだけだ」
「ならば私も傍観希望ということで宜しいか？」
「！」
疑問符を浮かべるミホーク。
「……いや、傍観というのも少々違いますか。しかし流石に錚々たる顔ぶれですな」
「貴様何者だ！！！一体何処から入った！！！」
「あわよくば……是非この集会、参加させて頂きたく……」
その男は杖をくるくると回し、リズムよくタップを踏んだ。
最後にカン！！と小気味良くタップ音を響かせ、話を続ける。
「参上致しました。この度のクロコダイル氏の称号剥奪に受けて、後継者を探しておいでではないかと」
「お前、ラフィットだね」
「！…おや私の名などご存じで…これは恐縮千万」
「誰だおつるさん」
「
「ホホ…昔の話です。私の事などどうでもよろしい。私は
「───ティーチ……？」
「そう……それが我が海賊団の船長の名前」
「知らんな。どこの馬の骨とも分からん奴では他の海賊共への威嚇にならん」
「ええ。承知しております。その辺りも抜かりなき計画を立てておりますので、少々時間を頂きたい」
「フフ！！フフフフ！！面白ぇ！！オイやらせてみろよセンゴク！！フフ！！」
「我らが一味の名は…“黒ひげ海賊団”。ご記憶下さいます様に」
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.
ところ変わって、海軍本部“マリンフォード”のとある一室。
コンコンと扉をノックする音が聞こえる。どうぞと返事をすると扉が開いた。
『へ…！ミホークさん、くまさん！！こっちに来てたんですか！？』
「ああ」
「マリージョアで会議があってな。センゴクに顔を見せてやれと言われたんだ」
『…！どんな理由でも会えて嬉しいです！あ、今珈琲淹れますね！』
Aは備え付けのキッチンで珈琲を淹れ、朝作っておいた
オレンジピールが入ったパウンドケーキに生クリームを添えて二人に出し、ソファに座ったA。
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Miho／ミホ(プロフ) - 今出ている話を全て読ませていただいたんですが、最高に面白いです…!!!!オリジナルキャラの蘇芳がめちゃくちゃ好きです！物語も面白くてドキドキしました！これからの更新楽しみにしています！頑張っください！！ (2022年8月17日 20時) (
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作者名：斉和 x他1人 | 作成日時：2022年5月21日 23時
