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年上の意地(キム・チェウォン&キム・ミンジュ)#2 ページ11

Sideミンジュ


外から中が見えないところに移動させられた。


私の前に立って壁に手をついたチェウォンオンニの顔が迫ってくる。


チェウォン「わかってる?、、、今からすること。」


ミンジュ「、、もう私、子供じゃないです。」


物欲しい目をしてチェウォンオンニを誘った。


ちょっと意地悪したかっただけ。


ずっと私のことを妹としか見てくれないオンニに。


チェウォンオンニは冗談でしょ〜、とか言って折れると思った。


だから私もここまでは強気だった。


リボンを取られて、シャツのボタンもいくつか外された。


ドキドキして怖くなって俯く。


チェウォン「いいの?」


ミンジュ「、、、、、」


チェウォン「初めてでしょ?」


私の様子をうかがって手を止めたチェウォンオンニが顔を覗き込んでくる。


チェウォン「本当に続ける?やめるなら今だよ?」


ミンジュ「、、、」


怖くなって、目に涙が溜まった。


嫌なわけじゃない、けど怖かった。


チェウォン「ごめん。意地悪しすぎたね。」


そう言って私の頭に手を回して抱き寄せてくれる。


私が誘ったんだ、オンニは悪くないのに。


いつだって私はチェウォンオンニに敵わない。


ミンジュ「…こわかったです。」


チェウォン『ごめん。私もドキドキしたよ』


優しくシャツのボタンを丁寧にかけてリボンをつけながら話をきいてくれる。


ミンジュ「チェウォンオンニじゃなかった」


チェウォン『んー?』


ミンジュ「私が知ってるオンニの目じゃなかったです」


オンニの目を見てほっとする。


目が細くなる優しい笑顔。


オンニはニコニコしながらおでこをくっつけてくる。


チェウォン『年上からかっちゃだめでしょっ』


頭を撫でながら私のとなりに座ったチェウォンオンニに抱きついた。


チェウォン『不器用なミンジュのことだから…何か考えてることあるんでしょ?』


優しい声で、言ってごらんって私の頬をなでるチェウォンオンニの手を掴んで体を離す。


ミンジュ「…あの、ずっとチェウォンオンニはお姉ちゃんだと思ってたんですけど。優しくてだいす
きなお姉ちゃんだなって。…でも気づいたんです。


私、オンニのこと…」

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設定タグ:IZ*ONE , 百合短編小説 , 日韓グローバルアイドルグループ   
作品ジャンル:恋愛
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ユノア(プロフ) - わかりましたー書いてみます。プリ小説で書いているのでそっちを見ていただけると嬉しいです。 (2021年8月11日 1時) (レス) id: 9c7a20dfdd (このIDを非表示/違反報告)
あい - ビヤクとオモチャを使ったユジン攻めヘウォン受けがみたいです! (2021年7月25日 13時) (レス) id: bf3ee67c41 (このIDを非表示/違反報告)
ラウンド(プロフ) - チョユリズでユリを奪い合うみたいなのが見たいです! (2021年7月13日 17時) (レス) id: e4bce923f7 (このIDを非表示/違反報告)
テントン - チェウォンとミンジュで、ミンジュがチェウォンの色気に我慢できなくて襲っちゃうというミンジュ攻めの裏が見たいです! (2021年7月10日 8時) (レス) id: 9615198c6e (このIDを非表示/違反報告)
ああ(プロフ) - イェナとチェウォンで、イェナが人気すぎて色んな人から告白されてるところをチェウォンが嫉妬してしまう話がみたいです! (2021年7月9日 0時) (レス) id: 087f4dc706 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユノア | 作成日時:2021年5月30日 10時

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