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ヤキモチ (アン・ユジン&キム・ミンジュ) ページ2

ベッドに寝転んで、今日投稿されたばかりの動画を確認する。


私が撮って、私が編集したチェウォンおんにの動画。


おんにの綺麗な姿をウィズワンにたくさん見せれた気がするし、出来もなかなかじゃないかな、なんて。


自分の作ったものをたくさんの人に見てもらえている感動で胸がいっぱいになっていると、コンコンとノックの音がした後、いつもより控えめな私を呼ぶ声。


「ミンジュおんに」


「ユジナ?入っていいよ」


自室の扉が開いて覗いたユジンの表情は、どこかいじけて見えた。


いつもは元気に扉を開けて勢いよく飛びついてくるのに。


ぶんぶんと大きく揺れる尻尾と耳が見えそうなくらい。


けれど今日はそのエネルギーはどこかに隠れてしまっている。


そのまま部屋に入ってきたユジンは、私のベッドに座った。
 

私の恋人であるこの子は出入り自由のこの1人部屋。


理由なんて無くても訪ねて来るのが常だけど、何かありましたという顔をしている。


「どうしたの?」


部屋に来た理由を聞いてみても、返事は返ってこない。


「ユジン?」


顔を覗き込んで目を合わせる。あ、逸らされた。


私も起き上がってユジンの横に座り直すと、肩にもたれかかってきた。


「動画観ました」


「そっか、どうだった?」


感想を言いに来てくれたようには見えないんだけど。


真意が分からないまま聞いてみる。


「すごくよかったです。よく出来てました。だけど…」


途中でまた口を閉じた彼女は、今にも溢れ出しそうな何かを抑えているように見える。


「デートみたいでした。まるで恋人同士みたいに見えて。私のオンニなのに。」


私の太ももに置かれているユジンの手にぐっと力が入る。それって…。

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設定タグ:IZ*ONE , 百合短編小説 , 日韓グローバルアイドルグループ   
作品ジャンル:恋愛
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ユノア(プロフ) - わかりましたー書いてみます。プリ小説で書いているのでそっちを見ていただけると嬉しいです。 (2021年8月11日 1時) (レス) id: 9c7a20dfdd (このIDを非表示/違反報告)
あい - ビヤクとオモチャを使ったユジン攻めヘウォン受けがみたいです! (2021年7月25日 13時) (レス) id: bf3ee67c41 (このIDを非表示/違反報告)
ラウンド(プロフ) - チョユリズでユリを奪い合うみたいなのが見たいです! (2021年7月13日 17時) (レス) id: e4bce923f7 (このIDを非表示/違反報告)
テントン - チェウォンとミンジュで、ミンジュがチェウォンの色気に我慢できなくて襲っちゃうというミンジュ攻めの裏が見たいです! (2021年7月10日 8時) (レス) id: 9615198c6e (このIDを非表示/違反報告)
ああ(プロフ) - イェナとチェウォンで、イェナが人気すぎて色んな人から告白されてるところをチェウォンが嫉妬してしまう話がみたいです! (2021年7月9日 0時) (レス) id: 087f4dc706 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユノア | 作成日時:2021年5月30日 10時

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