第279χ ページ4
「鈍感ッスねぇ……まぁそんなとこも可愛いんスけど」
「………………」
おかしい……!!
なんで?!
「俺、Aちゃんと付き合いた「鳥束くん、なんか大きくなってない?!」
「えっ?!」
股間を抑える鳥束くん
「いやそこじゃないよ?!?!」
「……あれっ?!Aちゃん縮んでません?!」
「ええっ?!やだ!!これ以上はやめて!!」
これ以上は縮んで欲しくないと胸を抑えた
「いやそこじゃないッスよ?!……いやでもおッぱいも縮んでる!!どうしたんスか?!見せて下さい!!」
自分の胸を見ると、服がブカブカで下着が見える状態に
「「……やっぱり縮んでる?!」」
鳥束くんが大きくなったんじゃなくて、私が小さくなったんだ……!!
なんで?!なんで私縮んでるの?!
「Aちゃんなんか2歳くらいになってますよ……!?どうしたんスか?!」
「わかんない!!どうしちゃったんだろ?!」
「って言うか…………」
?
「かっ…………可愛いの極み!!!」
「今はそれどころじゃないでしょ……」
「……抱っこさせ「やだ」
とりあえず今は服だ……!
でも私に合う服なんて…………
その時、しゅるしゅると服が勝手に縮み始め、私の体に合ったサイズまで縮んだ
《……全く……やはりお前とAさんの相性は悪い様だな》
ガチャリとドアが開いた
その先には──
「斉木くん……!!」
「斉木さん?!」
《やはり鳥束はろくな事をしないな。何をした》
私はダッシュで斉木くんの足元に行き、嬉しさのあまりぴょんぴょん跳ねる
そんな私に気づいていないかの様に華麗に無視し、鳥束くんを睨む
「ええっ?!俺?!俺なんもしてないッスよ?!」
《じゃあなんでこんなことに……》
ハッと何かを閃いた表情になり、走って部屋を出て行ってしまった
「あ、待って〜!!どこ行くの斉木くん!」
前を走る斉木くんを必死に追いかけるが、なんせ体は小さくなり、走っても走っても進まない
おまけに体力も無く、もう既に疲れが来た
「はぁっ……はぁっ……全然追いつかないよ〜……」
「Aちゃん!」
横に来た鳥束くんは、真面目な顔で両手を広げている
これは抱っこだ
「え〜……でもなぁ……」
ジトーっと鳥束くんを見ると、"そんな事言ってる場合じゃないでしょ!"と怒られた
仕方ないかぁ
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まつり(プロフ) - パトさん» パト様〜(*´˘`*)!!えへへいつもありがとうございます(*´˘`*)その場面ですね!ありがとうございます!自分で書いててアレですが私もそこ結構好きです!笑 ありがとうございます! (2021年4月25日 10時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
パト(プロフ) - 印象に残ってるχ……具体的な話数は忘れてしまいましたが、夢主が学園祭でメイドカフェしてて、そこに斉木くんが来て嫉妬する……みたいな話が印象的ですね (2021年4月25日 10時) (レス) id: 8ed95612e3 (このIDを非表示/違反報告)
まつり(プロフ) - とんこつさん» ありがとうございます!頑張ります! (2021年4月14日 22時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
とんこつ - 書き直ししてたんですね!おつかれ様です!程よく頑張ってください! (2021年4月14日 22時) (レス) id: ce3e3c4100 (このIDを非表示/違反報告)
まつり(プロフ) - とんこつさん» わーありがとうございます!!凄く嬉しいです!!今最初から10話ぐらいずつ書き直ししてるんですよ笑 間違い探しみたくなりそうですね笑 凄く嬉しいお言葉です!そのお言葉を糧に頑張ります!!ありがとうございます! (2021年4月11日 22時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まつり | 作成日時:2021年4月11日 9時