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第292χ ページ17

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「ただいま〜!A私の部屋にあげるね!」

「どうぞ〜。いらっしゃいAちゃん」

「お邪魔します!」


ゆめのちゃんのお母さんに挨拶し、部屋に上がらせて貰った

冷静になって泣いちゃうかな?
と思ったけど、涙すら出ず、ただただ何も考えられなくてボーッとしている


ゆめのちゃんが部屋のドアを閉め、私の目の前に熱々のコーヒーを置いてくれた


「ありがとう」

「いいえ」

「……………………」

「……腹立ったね」

「うん」

「わざわざ隠さなくていいのにね?」

「うん」

「……でも、付き合ってないんだもんね」

「うん……」

「あん時は腹立って睨んじゃったけど、よくよく考えたら何も言えない立場なんだよなぁ」

「……そうなんだよね。付き合って無いから別に止める事じゃないし、とやかく言える立場じゃない。だから悔しい」

「……あの子もわざわざ"誘われて来たの"なんて言わなくていいのにね」

「それは仕方ないよ。多分心美ちゃんは私が斉木くんを好きだって知らなくてなんの気無しに言ったんだと思う」

「え?知らないの?」

「知らないと思うよ。私が斉木くんといつも一緒にいるから、ズルいとは思われてるかもしれないけど」

「……でも私苦手なタイプだわ、あの子」

「……私は、友達だと思ってる」

「…………お人好しか。お人好子さんだな」

「何それっ。初めて聞いた……ふふっ」

「そんなAが好きだよ」

「おっ。告白?」

「付き合っちゃう?男より女相手の方が楽だぜ〜」

「あははっ」


そんな冗談を言って私の肩に腕を回したゆめのちゃん

可笑しくて、2人で笑い合った


…でも斉木くんはやっぱり心美ちゃんが好きなんだなぁ
慌てて私をゆめのちゃんの家に連れてきたのも、心美ちゃんが家に来るのをテレパシーで感じ取っていたからかも

でも、それなら2人で行きたいって言ってくれれば良かったのに


……斉木くんの事だから、きっと私を傷つけない様に言わなかったのかな

きっと今までも我慢してたのかもしれない

私に優しくしてくれている時も、"Aさんじゃなくて、照橋さんだったら……"とか思ってたのかもしれない

私は斉木くんの超能力を知ってしまった人物だから、ただ近くに感じただけなのかも

実際いつも近くにいるのは学校での心美ちゃんだし

それに私が燃堂くん達とも仲良くなっちゃったからもあるかな


「……今日家泊まってく?」

「……迷惑じゃなければ」

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設定タグ:アニメ , 斉木楠雄のΨ難 , 斉木楠雄   
作品ジャンル:アニメ
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まつり(プロフ) - パトさん» パト様〜(*´˘`*)!!えへへいつもありがとうございます(*´˘`*)その場面ですね!ありがとうございます!自分で書いててアレですが私もそこ結構好きです!笑 ありがとうございます! (2021年4月25日 10時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
パト(プロフ) - 印象に残ってるχ……具体的な話数は忘れてしまいましたが、夢主が学園祭でメイドカフェしてて、そこに斉木くんが来て嫉妬する……みたいな話が印象的ですね (2021年4月25日 10時) (レス) id: 8ed95612e3 (このIDを非表示/違反報告)
まつり(プロフ) - とんこつさん» ありがとうございます!頑張ります! (2021年4月14日 22時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
とんこつ - 書き直ししてたんですね!おつかれ様です!程よく頑張ってください! (2021年4月14日 22時) (レス) id: ce3e3c4100 (このIDを非表示/違反報告)
まつり(プロフ) - とんこつさん» わーありがとうございます!!凄く嬉しいです!!今最初から10話ぐらいずつ書き直ししてるんですよ笑 間違い探しみたくなりそうですね笑 凄く嬉しいお言葉です!そのお言葉を糧に頑張ります!!ありがとうございます! (2021年4月11日 22時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まつり | 作成日時:2021年4月11日 9時

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