6【緊迫感】 ページ7
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こう言う、不可解な情報と言うのは直ぐに広まる。
朝食の時間になる前に食堂では謎の記事の話題で溢れていた。
「あの記事見たか？大体目星は付いているが…」
「A、来ないな…あっ、来たぞ！」
後ろに野坂を連れて歩くA。
野坂が付いている事で坂野上はAに謎のラスボス感を感じた。
「皆さん、お早うございます。」
「A！この記事作ったのってAだよね？何でこんな物を…！」
「……皆さん、何故そんなにも根本に疑問を持つんですか？」
Aはいかにも理解出来ない、と呟いた。
吉良はその態度にイラつき明日人の静止も聞かずにAの胸ぐらを思い切り掴んだ。
「おいゴラァ！てめぇはどうせオリオンのスパイ何だろ？俺が直ぐに潰してやる！」
「はぁ…私はオリオン財団の回し者じゃ無いですよ。」
「んなモン誰が信じるかよ！
と言うかお前、人に物を聞いてる割りには自分の事話さねぇじゃねえか！」
Aは死んだ魚の様な目をして吉良を見た。
吉良は馬鹿にされたと思い罵声を吐いてAを床に転ばせた。
「…私は、ただ単に情報を集めて記事にしたいだけだよ。
ほら、小学生の時あったでしょ？何かクラスの陰キャが新聞係になって教室に貼ってるの。」←
「な、なんと言う的確な例え…」←
「…まぁ、私もそんなモンだと思って貰れば。」
Aはだるそうに「んー」と伸びると朝食のプレートを取りに行こうとした。
が、それを灰崎はAの前に立ち遮った。
「おい待てよ。
…ヒロトの言った通り、お前は自分の事を話していない。俺達に聞くのに当たって失礼じゃないのか。」
「失礼…ね。それは失敬。」
ごほん、と咳払いをしてAは機械の様に話し出した。
「私の名前は夜道A。2006年の2月4日に東京都で生まれ現在、中学二年生に当たる歳です。身長は154.1cm、体重は43.8kgで視力は右が0.8、左が1.1で学力偏差値は59.8、運動能力はC評価で…」
「違う違う違う！！そう言う事じゃ無くて…！」
ペラペラと明かされるAの個人情報に明日人かストップさせる。
何時かのデジャヴに周りに笑いが巻き起こる。
そんな様子に灰崎は眉間に皺を寄せた。
「…お前は何時も肝心な所をそうやって誤魔化している。適当に話を反らして自分を守ってんだな。」
「…そんなに、私が怪しく見えるの？」
あぁ、とんでもなく胡散臭ぇ。
と灰崎は警戒する。
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Setsuki.(プロフ) - ice.11さん» いえいえ 笑 (2019年7月13日 12時) (
レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)
ice.11(プロフ) - Setsuki.さん» 初めて知りましたw何気に面白い知識、ありがとうございます！ (2019年7月13日 11時) (レス) id: 14dbba7e04 (このIDを非表示/違反報告)
Setsuki.(プロフ) - どーもっ！← 度々失礼します！Setsuki.です！プリキュアって、変身にすごく時間かかっているように見えて物凄い速さで変身してるらしいです 笑 (2019年7月11日 18時) (レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ice.11 | 作成日時：2019年7月3日 23時
