【鬼滅の刃】"隠し子"と呼ばれた最強の隊士

拾壱-11- ページ12

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「とりあえずね、皆と仲良くしてね、A。」



あっ、はい。
これ決定事項だわ。
仲良くしなきゃいけないのね…………
仲良くなれる気がしない()



『分かりました。善処します。
とりあえず、竈門くんを蝶屋敷に運びます。
では失礼します。』



「A、仮面を取った方が……」


ん、仮面？あ、今日、気分でつけてたの忘れてた。



たまーに、と言うよりか、こういった大勢の前に出る時は仮面をする時がある。



てか、しなさいって昔っから言われてたからね。


まぁ、仲良くしなきゃいけないのなら、素顔で挨拶するのも、仲良くなるための1歩のような気がするけど……


ふむ、まぁ、いいや(適当)


『今日は仮面の気分なんです。』



「そうかそうか。Aにもそんな気分があるんだね。」


『あー、はい、まぁ。』



「さて、Aは今すぐにでも行きたそうだ。また今度顔を見せにおいで。」



『はーい。分かってますよ。』



お館様に適当に返して、炭治郎を抱き上げる。


もちろんお姫様抱っこ☆←



『あぁ、隠の人達はもう大丈夫。私が変わりに連れていくよ。じゃ。』



こうして、今度こそ私は、
炭治郎をお姫様抱っこして屋敷から出たのだった。





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