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7-side K ページ20
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彼女に名前を呼んでもらった、
というか呼ばせたとき俺の中の闇が少しだけ明るくなった気がした
暗い顔していたら笑わせてあげたいし
困ってるなら力になりたい
そう思い始めたこの感情の名前を知りながらも考えないように努めていた
そんなとき
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「は？！重複契約？？」
「さっき先方に連絡したら、例の件は別の企業と契約したと...」
「なんで......書類もらったんだよな？」
「はい...もうこちらでも発注かけてしまいました…」
外部とのトラブル
それも売上に関わるくらい大事の
「担当は？三上さんどこ行ったの？」
「今日は休むと...」
トラブル起こした張本人が不在ときた
しかも年上だからヘタに出られない
「小笠原さんどうしましょう...」
「とりあえず部長にこの件について詳しく説明して
俺は発注元に掛け合ってみる」
「はい...！」
今日は何時に帰れるのだろう
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作者名：きぃた | 作成日時：2018年3月6日 11時
