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1-side K ページ14
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毎日がつまらない
ほら、若いときってさ
「俺はこんなもんじゃねぇ」って根拠の無い自信湧いたりするじゃん?
でも、もう若いって断言できない歳になっても燻ったものは消えない
そろそろ潮どきなのか
話題の俳優が微笑む電車の広告には転職の文字
一旦本気で考えてみようかな
また、違う未来があるかもしれない
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いつもの店で息抜きのコーヒーを頼む
ここ、お代わり無料だからいつまでも居れちゃうんだよな
と、ふと視線の先の客に目がいく
スーツ、でもフレッシュな感じ
色々資料持ってるところからすると、きっと就活生
なんだか楽しそうな様子で、数年前の自分ももしかしたらあんな感じだったのかもしれない
「やっぱり砂糖入れすぎたか...」
最後のひと口を味わって店を出た
なんかずりぃな、
なんて大人気ないことを思いながら
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作者名:きぃた | 作成日時:2018年3月6日 11時