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何枚も紙切れ...履歴書を書いた


何箇所も会社に足を運んだ



で、何回も「残念ながら」の言葉を受けた









「うーーー...」



そろそろ心折れそうなんだけど…








思いっきりガクンと頭を垂れたら、何故か紙切れがふわっと舞って床を走った


「えっ」






やばいあんなの見られたら








急いで辿ったら


「ん?これ」



男性に拾われた




しかも名前と証明写真をまじまじと見てる

なんてこと...









「あの...」

「就活?頑張ってね」







この時期にまだ履歴書書いてることの意味



もう内定もらってる人はいるし

たぶんこの人も通ってきた道だから
察されたはず









「あっありがとうございました!!」





恥ずかしくていたたまれない


奪うように受け取ってそのまま荷物をまとめてカフェを出た





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設定タグ:超特急 , カイ , 小笠原海   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:きぃた | 作成日時:2018年3月6日 11時

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