赤血球で、白血球な皆のおまわりさん！！【はたらく細胞】

お宅訪問 ページ45

6731side


さて、あれから4201番。
俺は、レイさんと呼んでいるが･･･。

やたらと、俺と会うとそわそわしている。
最近は、赤血球として彼女達と一緒に仕事をしていたのだが

グルコースを選ぶときも、俺と一緒の物にしようとするし。

だからといって、俺から話かければ顔を真っ赤にしてふらふらしだす。



3803番は、『ちょっと、ナミイさんと会うと恥ずかしいんですって〜。多分女の子にしか分からないことなので、気にしないでください。』
といっていた。

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いや、俺も女なのだが。






とまあ、そんなこんなで足は大分よくなった。
なので、俺はパトロールのお許しを貰うべく、彼奴の元へと向かっている。




正直、なんでヘルパーTじゃなく彼奴に許しを貰わなければいけないかよく分からないが･･･。






それに、そういう理由がないと彼奴のところへ自分からのこのこと行ったりしない。

彼奴と会うとろくなことがない。







だんだんと近づいてくる大きな木。

木漏れ日によって模様がつけられた橋のようになっている道を、一歩ずつ進める。




6731「この爽やかな場所自体は大好きなんだがなあ･･･。彼奴がいると思うと、うえええ。」

？「うえええって、汚いなぁ。へぇー。君は此処、大好きなんだあ。じゃあ何時もここに来たらいいのにね！」

6731「うわ！？お化けー(棒」

樹状「･･･お化け？違うよ〜。僕は樹状細胞だよ。長い間、会ってなかったから･･･忘れちゃったのかな？」

6731「長い間って、たった二週間･･･。」

樹状「たった？ええ･･･！僕、君に会えなくて寂しかったのに･･･。悲しいなあ★」


いや、絶対悲しくなさそうな言い方するな。



樹状「でも、君から会いに来てくれるなんて･･･嬉しいな〜！」

6731「え？うーんと･･･どういたしまして？」




緑の悪魔になんて、誰が自分から会いに行くか。

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