赤血球で、白血球な皆のおまわりさん！！【はたらく細胞】

スギ花粉アレルギー　14【追記】 ページ30

沢山の高評価を頂いたので、更新します。本当に有り難う御座います。物凄く励みになります。


ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
B細胞side




もう、嫌だよ･･･
何回目だよこれ！！

マスト細胞が、ヒスタミンちゃんと調節してくれてたらこんなこと･･･


細胞「うわあ！ステロイドだっあああ！」

B細胞「何っ！？」

マスト「え、またアイツ！？」



ドゴオーン！

赤血球「うわあああ！こっち見たあああ！！」




ステロ«目標・細胞・確認»





その無機質な言葉に、冷や汗が垂れる。



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B細胞「これ、俺達ロックオンされた･･･？」

マスト「は、はは！B細胞、まさか。怖いこといわな･･･」

ピューンンン”！



B細胞「そのまさかだあぁあああ！」

マスト「いやあああ！まだ死にたくない！！」



俺達は、ステロイドの光線から避けるべくちりじりになって逃げ惑う。







血小板「あっ･･･」

背後から、血小板の弱々しい声と何かが地面に摩擦するような、鈍い音が聞こえた。


.


B細胞「っ！？」


案の定、振りかえって見ると一人の血小板がすりむいた膝を抱えてうずくまっていた。




B細胞「血小板っ！逃げるぞっ！！」

俺は前に走るのやめ、血小板に駆け寄る。





血小板「B･･･細胞、さん。」

B細胞「泣くなよ。大丈夫。俺と、一緒ににげよう！」


涙で濡れた顔の血小板は、俺の言葉にうんと頷いた。








.








B細胞「よし、じゃあ俺の背中に･･･」




ステロ«発射･･･！»

1146「危ないっ！！」








.









.







B細胞「え」

俺が血小板から目線を上げ、前を見ると









・








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・

一筋の光が俺達に向かって伸びてきていた。





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