赤血球で、白血球な皆のおまわりさん！！【はたらく細胞】

スギ花粉アレルギー　10 ページ23

1146side



1146「え･･･お前、赤血球じゃ･･･へ？」


目の前にたっているのは、少し長い髪の毛をちょこんとくくっている白い髪の男。


いや、あまり体が大きくガッチリとしていないためか女にも見えるが･･･



6731「ははは、こりゃあ。狩り放題だなあ･･･すまんが記憶。もっておいてくれるか？」

赤血球専用の上着を脱ぎ、記憶細胞に託す。



記憶「わ、分かった。これは俺が守る」

6731「？いや、別にそこまで求めては･･･」



しかし、俺達と同じ白い髪を持っていると言うことはやはり白血球なんだろうか？


4989「あ、やっと見つけた！！1146番〜！今年も凄いことになったね。って･･･誰？」

1146「ああ、遅かったな。ナミイだ。」

4989「あ、本当〜？初めまして、俺4989･･･って、え？ナミイ？あの･･･ナミくん？はあ？1146番。なに言って･･･」


6731「あ(バレた)」

記憶「え、まさかナミのこと知って･･･」




ん？なんだか記憶細胞とナミイが顔をひきつらして見つめあっているんだが･･･

まあ、いいか。


1146「そうだ。こいつはナミイだ。あの、こんぺいとう事件のあとお前が可愛いっていっ･･･」

4989「お、おい！1146番！！！お前それ以上喋ったらぶっ殺すぞｯ！」

1146「あ、悪い。ついつい･･･」


動揺している。
なんだ？俺、言い過ぎてしまったか？


4989「き、君本当にあのナミくんなのか！？」

6731「あ、ああ。そう･･･だ、な」





ナミイはばつが悪そうな顔で笑った。

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