スギ花粉アレルギー 5 ページ14
3803side
3803「ぇ･･･」
シュツツッ･･･ズタ、ズダズタッ！！
カラン･･･
？「ス、スギ〜ｯｯ！」
目の前にいた、大きな細菌のようなものに沢山のクナイや手裏剣が突き刺さる。
そして、その突き刺さったところからプシュッ！と音をたてて、細菌？の血のようなものが吹き出た。
.
それはまるで雨みたいだった。
6731「･･･大丈夫、か？」
3803「え･･･」
正直、まだ何が起こったのか頭が理解できていない。
あれ？これは、助けてもらったんだよね？？
3803「あ、ああ！あ、ありがとうございます！！本当に、ほんとに助かりました。」
6731「･･･それはよかった。」
そういえば、彼は優しそうな目で此方を見た。
6731「ただ･･･こいつは一見、無害そうに見えるかもしれない。･･･でも、意外な危険性だって持ってるかもしれない。」
3803「え、これ。無害だったんですか？」
私は、今は空気が抜けて萎んだ風船のようになった細菌？を指差す。
.
6731「いや･･･現時点で絶対とは言えないが。」
へえ〜。物知りだな･･･
カサｯ
3803「？」
そんなことを思っていると、ふと私の上に何かが被さっているのに気づいた。
動揺していたからかな？全然気づかなかった。
3803「あ、これって･･･！」
6731「どうした？･･･ああ、それ」
見れば、6731番さんの上着だった。
6731「･･･こいつの体液で君が濡れてしまって、風邪こじらせて辛い思いさせるのは･･･思ってな。」
そういって、薄く笑った彼の帽子、髪までもがびしょびしょだった。
3803「え！？ご、ごめんなさい！！私の為なんかにっ！！」
6731「うーん。何て言うのか･･･そうか。これが君が言っていた、自己満足･･･ってやつだ。」
人差し指を立ててそう言った彼は妙に色っぽくて、胸がどくどくと強く鳴る。
3803「う”ぅ。」
.
1146「っ！おい、赤血球〜！！大丈夫かっ！？」
しばらくすると、見知った白い人が走ってくるのがわかり、安心した。
3803「あ！白血球さーん！！」
6731「･･･あ、白血球だ。これでもう、安心か･･･良かった。」
ーーーーーーーーー
3803「ってなことがありまして･･･」
1146「そうか、こいつが世話になったな。」
6731「いや、やることをやっただけだ。」
1164「･･･そうか。」
6731「ああ。」
1146「ところで、なんと呼べばいい？」
6731「･･･皆からは、ナミイとかみぃーちゃんと呼ばれる。」
ーーーーー
字数ﾔﾊﾞ。
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- 恋愛運: ★★★☆☆
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はる - 一生童貞の変態ホワイトまりも野郎が出てた！(クプラさん) (2020年5月11日 0時) (
レス) id: e814e05207 (このIDを非表示/違反報告)
ふてんにぶおんぷ(プロフ) - 最俺最推しさん» くっ…こいつ、直接脳内にｯ！！ロキ上がってましたね！やっぱ最高ですね。 (2019年1月21日 21時) (レス) id: 7ca422baae (このIDを非表示/違反報告)
最俺最推し - 僕は美しい！ (2019年1月19日 14時) (レス) id: f78cecde0f (このIDを非表示/違反報告)
ふてんにぶおんぷ(プロフ) - あんこもちさん» 分かりました！！そういって頂けるとやる気がでます！o(`・∀・´)oｶﾞﾝﾊﾞﾘﾏｽ (2018年10月3日 17時) (レス) id: 7ca422baae (このIDを非表示/違反報告)
あんこもち - 更新頑張れ！ (2018年10月3日 17時) (レス) id: 209354e5c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふてんにぶおんぷ | 作成日時：2018年8月16日 14時
