2 ──── 彼女の名前 ページ2
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( 久部 )
「あの、誰なんですかあの人」
白衣は着ているけれど高いピンヒールに、
動く度に揺れる薄茶色の髪。
薄いピンク色の唇に、大きな目。
ごくり、と飲んだ唾を咳で誤魔化した。
「あの子は臨床検査技師の黛 (まゆずみ) A。
しばらく前から中堂に頼まれていろんな場所回ってたの」
────そっか久部くんはまだ会ってなかったんだっけ
と中堂先生と言い合いをしている姿を見ながら三澄先生がフッと笑った。
「、そういえば」
────────────
「ああー嫌だよー今日も、いいよなあ三澄班は安心で」
「そうですね」
「Aちゃんさえ早く戻って来てくれたら…」
────────────
こんなことを言っていた気がする。
にしても、あの中堂さんとこんなに張り合えるなんて。
──── 只者、ではないのだろう。
「え、A！」
『あ！夕子ちゃん、久しぶり」
「ちょっと帰ってくるなら連絡してよ」
『ああ、ごめんごめん。
昨日まで帰れるか分かんなかったし』
と言って黛さんが中堂先生を睨みつけた。
当の中堂先生は気付いていないんだろうけど。
＊＊＊＊＊＊＊＊
名字は黛で固定にさせて頂きます。
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あんず。 - 総コードじゃなくて、水の硬度じゃないですか？あと、亜州酸じゃなくて、亜硝酸だと思います。貯水地に含まれる成分なので (2018年1月28日 17時) (
レス) id: 7a53a4dd7e (このIDを非表示/違反報告)
杠(プロフ) - 今、アンナチュラルにどマりしているところ、の小説は嬉しいです！と少し気になったのです美澄ミコトではなく、三澄ミコトだと思います！！これからも楽しみにしています！！ (2018年1月28日 10時) (レス) id: 7c452d0c7b (このIDを非表示/違反報告)
佐伯(プロフ) - ポメさん» ありがとうございます！とっても嬉しいです（；_；）これからもよろしくお願いします！ (2018年1月25日 21時) (レス) id: b9ebf906a3 (このIDを非表示/違反報告)
佐伯(プロフ) - 若菜さん» コメントありがとうございます！すごく嬉しいです！この先も頑張りますのでぜひ楽しんで読んでください！！ (2018年1月25日 21時) (レス) id: b9ebf906a3 (このIDを非表示/違反報告)
ポメ - すごい文才だなぁ。凄いなぁ。面白いです∧∧ (2018年1月24日 0時) (レス) id: 4385b4fd2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐伯
| 作成日時：2018年1月20日 0時
