98話 ページ48
1.日本の人間に呪いをかけて彼岸に渡す儀式完了までだいたい二ヶ月
2.死滅回遊への参加強制させたいので、プレイヤーの参加拒否=死なのは確定。
3.結界内にいる泳者ではない一般人は、一度は外に出ることができる。回遊を活性化させるために、出入りに関する縛りは強くない。
4.管理者は死滅回遊のプログラム自体で、監視役としてコガネという式神がつく。
5.ルール追加は、バランスを保つために羂索にのみ有利なもの、という訳ではない。
希「とまぁ、情報整理はこんな感じだな。あとはそれぞれの役割。
由基さんと脹相はここに残って天元様の護衛。
私はまず禪院家に戻って呪具の回収。
悟が封印されて間もなく高専忌庫の呪具は加茂家と禪院家が持ち出してスッカラカン。だが恵が禪院家の当主になった」
虎「お!?」
『えっ!?』
伏「後で説明する…」
希「用が済んだらパンダ探して回遊の平定に協力する。憂太は?」
乙「僕は早速結界に入って回遊に参加するよ。少しでも情報を集めたいしね。
万が一身内で潰し合う事がないように…」
伏「先輩…」
希「あぁお前らは予定通り金次のとこ行け。今は人手が足りねぇ。何が何でも駆り出せ」
『金次?』
乙「退学中の三年だよ。ムラっけあるけどノってる時は僕より強いよ」
希「それはない」
こうして7人はそれぞれの役割に着く。5人は本殿から出て、真希は禪院家へ、乙骨は回遊参加の為結界へ向かった。
『私連絡したい人がいて、その人に電話だけしてきていいかな?』
伏「あぁ、そしたら俺もAに話したいことがある。部屋にいてくれ」
『わかった』
_____________
『もしもし戸塚さん?何日も連絡できなくてごめん…』
______っ!良かった…もしかしたら渋谷の事故に巻き込まれて…死んじゃったのかと……グスッ
『まぁちょっとした怪我をしちゃって…それですぐに連絡出来なかったんだ。も、もしかして泣いてるの?』
______そりゃ泣くよ…心配したんだから…!
『ごめん…着信あって、戸塚さんも無事ってわかって私も凄い安心した…それでね戸塚さん、話したいことあって…その、、もう、連絡はして来ないで欲しいんだ…』
______え…
『いや、その…じ、実習始まるから…戸塚さんと話してると楽しくて、現実逃避しちゃうからさ!身を引き締める為にも…』
______そっか…わかった!俺もAさん離れしないとって思ってたから!…今まで楽しい時間をありがとう!!
『…うん。こちらこそありがとう…』
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作者名:かえさ | 作成日時:2021年1月9日 0時