俺がいる。【伏黒恵】2 (ページ21)

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71話ページ21

この日4人は任務の後、伏黒は伊知地と直帰し虎杖は観たい映画があるとかないとかで別れ、釘崎はジバンシィの新作試してから待ちをプラプラそれにAも付き合わされていた。

『喉渇いた～』

釘「じゃああそこでタピオカかって…あっちも見たいから付き合って！」

『はいはーい』

こうしてタピオカを買っていざ出発する時…

？「あのっスミマセン…さっき、、虎杖君と一緒にいませんでした？」

釘「『…へ？』」

突然の声掛けと、言われた聞き慣れた名前に2人は戸惑いを隠せない。こんな所で立ち話もという事で近くのファミレスに3人は足を運んだ。

声を掛けた女性は"小沢優子"。3人は自己紹介を済ました後虎杖が同中だった事を知ると直ぐに意気投合した。

小「これ中学卒業式の時の私です」

釘「え！まじぃ？半年前でしょ？何がどーしたの？」

『体調悪いの？無理してない？』

小「いやぁ～その時から身長だけ15cmくらい伸びまして…それと東京に来て環境の変化のストレスでみるみる…」

釘「ほへ～」

『あれ？これ悠仁じゃない？』

釘「ほんとだ！虎杖じゃん」

小「卒業式の日勇気を出して撮ってもらったんです。本当は連絡先も聞きたかったけど、東京に行くの決まってたし…でも！さっき虎杖君見つけて今の私ならもしかして…なんて」

釘「え"っ優子それって…つまり、、そういうことね！？」

小「はい！！そういうことです！！」

『…と言いますと？！』

釘崎と小沢は項垂れて、釘崎はAに耳打ちをした。

『そういうことね！！』

釘「ワンテンポ遅いわ」

釘崎は呆れながらも突然携帯を出し、伊知地に電話をし始めた。

釘「あ、伊知地さん？伏黒まだ乗ってます？お店のURL送ったんで引き返してもらっていいですか？
アザッス！！シクヨロデース！！
…今から私より虎杖に詳しい奴が来るわ。まずはソイツに話を聞きましょ」

『な、なるほど…流石野薔薇』

小「あのっ、お二人も虎杖君の事…」

釘「ない。天地がランバダを踊ってもない」

小「Aさんは…虎杖君のこと名前で呼んでたし…」

『っないない！ごめんね…私そういうの疎くて…気を付ける！』

小「そういう事じゃ！こっちこそ変に気を遣わせる言い方してすみません！！」

釘「Aは苗字と名前、文字数が少ない方で呼んでただけだから！今から来る奴に注意されてやめたの。こういう子だからっ安心して？」

『何で知ってる……』

噂をすれば何とやら、そこに伏黒が到着した