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下見 ページ4
翌朝
『……』
何処かの世界に下見をしている…
見てる所…人通り少ない…街中にある監視カメラも無いみたいだ…
…治安は…良くは無さそうだ
一通りは確認したし…取り敢えず報告に…
「よう」
『…何？』
急にナイトメアが来た
「様子はどうだろうな…と思ってな」
『…確認事項は大丈夫…』
「そうか…支障はないな…あ？」
『？』
何か変な事でも言ったのだろうか…
発言した事を思い返していたが私の影の中に隠れた…
「殺れ」
『…？』
殺れ？何を？
「お嬢ちゃん、ここは危ないよ」
あぁ、そう言う事か…
『ごめんなさい…道に迷ってしまって』
ポケットナイフをバレない様に取り出し
「そうかい、じゃあ案内してあげるよ」
『ありがとうございます』
後ろを向いたその瞬間─！
『…っ！』
ナイフを持つ手に力を込めて左胸に向かって刺した
「て…めぇ…！」
そこからは…とにかく滅多刺しにしてあげた
赤…キレイ…
「良くやった」
『…なんで隠れたの』
「ん？気分だな」
『……』
「そんな顔すんな」
『…はぁ』
わざと聞こえるくらいのため息を吐いた…
気分で隠れるのか…全く考えている事が読めない…
「……さっさと行くぞ」
『…うん』
と下見は終わった…
続く
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