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(2021年)
今年のケレンはユニットシャッフルでわたし達ヒップホップチームはパフォーマンスチームの曲をすることになって、今日はその練習。パフォーマンスチームリーダーであるホシと、ダンスの熱量が半端ではないディノが主となって、本来は4人の振り付けを5人バージョンへ編成してくれたらしい。今日の練習の先生はディノ。
DN「ここからこう滑らせて」
『滑らせて…』
DN「そうです！上がってくる時はこうやって…！そう習いました、僕も」
『……え、みんないつもこんなダンスしてるの？何してるの？』
HS「何してるの？ってなに？」
みんな難しそうなダンスをいかにも簡単に踊るから、こんなにも複雑だと思っていなくて思わず頭を抱えれば、ホシは声を出して笑う。
MG「大丈夫！いけるよ、キーヤ！」
『無理！もう無理！だって今のところも全部忘れたもん！』
JN「嘘でしょ〜」
SC「ダメだ、この子！」
DN「キーさん！大丈夫！頑張りましょう！」
『先生！一旦持ち帰っていいですか！？』
DN「ダメです」
わたしの出来ない宣言は無視されて、練習は進む。ダンスはずっと苦手な分類だった。練習生の頃から、そう。でもSEVENTEENになった以上、“女の子には男の子のダンスは無理なんだよ“と言われたくなくて、必死について行っていたけど、今回は過去最多の回数で自主練しないと。
DN「ちなみにココ、ヌナのキーリングパートですよ」
『え、めっちゃ目立つじゃん』
DN「僕とホシヒョンで考えました！」
『わー…！嬉しい〜…！』
WN「言葉と表情がこんなにも合ってない人、初めて見た」
眉間に皺を寄せながら、酷い表情で踊るわたしを見て爆笑しているミンギュを他所に、エスクプスはディノは何かを耳打ちしていた。ああ、ごめんね。Carat。いつでも可愛い顔を見せることができなくて。お願いだから、ビハインドカメラ。編集の時にここだけカットしてくれないかな。
DN「ヌナ」
『なに？』
DN「僕が一生懸命考えたダンス。ヌナに楽しく踊ってほしいな…？」
『………チャナ！！！ヌナが間違ってた！ごめんね！ヌナ、精一杯頑張るからね！』
WN「ほんと悪いなぁ」
SC「効果絶大だろ」
MH「僕、今日ほどAが単純で良かったと思ったことないや」
VN「そこが可愛いところだよね」
後に“13月のドタバタ“と呼ばれることになるなんて、まだこの時のわたし達は知る由もなかった。
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yz_dk_(プロフ) - エルさん» コメントありがとうございます！わたしも自分でこの作品を描きながら「いや、そこはドギョミが行かないと！」と思うことが多々あります（笑）これからも変わらず応援していただけると幸いです。どうぞよろしくお願いします^_^！ (2022年4月28日 20時) (
レス) id: 20f64ffb2b (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - いつも楽しみに読ませていただいてます^_^ドギョムとキーの互いに大切に想ってる距離感がすごく心地よく、その一方で、ドギョマ〜いけー！たまには！笑と勝手に妄想してみたり。細かいココロの描写が素敵だなぁと^_^これからも楽しみに更新まってます！ (2022年4月26日 22時) (レス) @page9 id: 2a8565ccfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚紀
| 作成日時：2022年4月22日 16時
