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(2021年)
今年のわたし達のチームテーマは“Power of Love“。これをテーマに活動をすることになっていて、それの第一弾としてウォヌとミンギュがデジタルシングルを出すことになった。
『それでなんでわたしが呼ばれたんですか…？』
そもそも参加するのはウォヌとミンギュだけであると聞いていたんだけど、なんでこの会議に呼び出されたのか。不思議に思っていれば、ウォヌが口を開く。
WN「一緒に参加してほしい」
『え！？わたしが！？』
WN「フィーチャリングって形でいいんだ」
『フィーチャリング！？わたしみんなと対等な関係だよ！！？』
MG「それでも、一緒に参加してほしい」
事務所の力があれば、もっとすごい人にお願い出来そうなものなのに。なんでわたしなのかと思っていれば、今度はミンギュが「この曲にはキーが必要なんだ」と真っ直ぐにわたしの目を見て呟く。
WN「とりあえず一回、曲を聴いてほしい」
『分かった』
渡されたイヤホンを手にして、耳につける。「じゃあ、流すね」と言われ、流れ出した曲はタイトルの通り甘くもあり、苦くもあるそんな恋愛の曲。流れ終わってイヤホンを外せば、キラキラとした瞳でこちらを見つめるミンギュ。
MG「ね！この曲にはキーの声が必要でしょ？」
『わたしでいいの？』
WN「キーがいいんだ」
MG「キーがいいの」
言い回し方は違えど、声を揃えてそういう2人に思わず笑ってしまうし、なによりその熱意が伝わってきた。
『分かった。でも一つだけお願いがある』
MG「何？」
『コーラスをはじめ、曲には参加する。でも、わたしの名前は一切出さないし、MVにも参加しない』
MG「え！なんで！？」
『この曲は…、2人の曲だよ。2人にしか描けない、2人の曲』
WN「………分かった。そうしよう」
MG「ヒョンはそれでいいの！？」
WN「キーの言うことが分かるから」
表情も変えず、いつも通りのトーンでそう話すウォヌの雰囲気に押されたのか、表情は全然納得していないようだけど「分かった」とミンギュも渋々了承してくれた。
でもこの曲はきっと、ファンのみんなはたくさん愛してくれるのだろう。わたしの大好きな最強のメンバーが作るこの世界観。メンバーのファンでもあるわたしが好きだと思うのだから。
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yz_dk_(プロフ) - エルさん» コメントありがとうございます！わたしも自分でこの作品を描きながら「いや、そこはドギョミが行かないと！」と思うことが多々あります（笑）これからも変わらず応援していただけると幸いです。どうぞよろしくお願いします^_^！ (2022年4月28日 20時) (
レス) id: 20f64ffb2b (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - いつも楽しみに読ませていただいてます^_^ドギョムとキーの互いに大切に想ってる距離感がすごく心地よく、その一方で、ドギョマ〜いけー！たまには！笑と勝手に妄想してみたり。細かいココロの描写が素敵だなぁと^_^これからも楽しみに更新まってます！ (2022年4月26日 22時) (レス) @page9 id: 2a8565ccfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚紀
| 作成日時：2022年4月22日 16時
