story528 ページ44
あなたside
夢花ちゃんとのわだかまりが解けた心陽は
少しだけ肩の荷が降りたみたい。
昼間よりずっとスッキリした表情になった。
…そしてその日の夜。
章ちゃんと隆くんが帰って来てから
再びまたインターホンが鳴って。
今度は誰だろう？って思いながら見ると
モニターに写っていたのは櫻井先生。
それを見て心陽は
自分の部屋に逃げ込んでしまった。
翔「…こんばんは。遅い時間にごめんね。
ちょっと話したいことがあって…」
「…どうぞ、あがってください。」
翔「…お邪魔します。」
何となく、長くなりそうかなって思ったから
リビングにあがってもらった。
隆「…翔くん！」
翔「わっ…お久しぶりです(笑)」
隆くんも心陽の担任が
櫻井先生だってことは知ってて、
ずっと会いたい会いたい言ってたから…
久しぶりの再会。
章「初めまして〜心陽の父です〜」
翔「あっ…初めまして。
心陽さんの担任の櫻井翔といいます。」
章「妻と娘がお世話になってます〜」
章ちゃんと櫻井先生も一通り挨拶を終えて。
翔「あの……心陽さんは…？」
「…心陽は部屋にいます。
一緒にいた方がいいですか？」
翔「いや……
とりあえず僕たちだけで話そうか。」
とりあえずリビングのテーブルに4人で座る。
翔「えっと…
まず今回の件で一番最初に書き込みをした
生徒が誰か分かりました。
同じクラスの女子生徒で、
今日の放課後、自分から申告してきました。」
「…っ…その子は何でそんなこと…？」
翔「うーん…と……何て言うか……
その子もその…
大西というクラスの男子のことが
好きだったみたいで……」
夢花ちゃんが大西くんを好きだってことは
心陽たちが話してるのが、
たまたま聞こえてしまったみたい。
翔「それで、焦ったというか……
このままだと大西くんと渡辺さんが
お付き合いしちゃうんじゃないかと…
それで…席替えで大西くんの隣になった
心陽さんを孤立させて、
そこで自分が優しくしてあげたら
大西くんにアピールできると思った、と…」
章「…何やねんそれ。
自分のために心陽を
利用しようとしたってことやんな？
こんなに心陽のこと追い詰めてっ…」
翔「…お父様の気持ちはよく分かります。
彼女は自分のことしか頭になくて
本当に申し訳ないことをした、と
反省してました。」
どうして、高校生くらいの時って
そういう考えになっちゃうんだろう…。
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∞ゆず丸∞(プロフ) - りのさん» お読みいただきありがとうございました！そう言っていただけて嬉しいですー(><)！これからもお付き合いよろしくお願いします！ (2021年3月1日 20時) (
レス) id: cde0bd3d9b (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - nさん» お読みいただきありがとうございました！他の方にも何度かお返事してるんですが、今の所心陽ちゃんの他に子供を増やす予定はありません…。もし書くとしたらこのお話を閉じる時…一番最後かなぁと思ってます(._.)申し訳ありません…。 (2021年3月1日 20時) (レス) id: cde0bd3d9b (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - まっしゅさん» まっしゅさんいつもお読みいただきありがとうございます！高校生編、手探りでの更新でしたが、楽しんでいただけたようで安心しました(><)これからもぜひよろしくお願い致します(^^)！ (2021年3月1日 20時) (レス) id: cde0bd3d9b (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - もう！読んでて最高でした！！続きも楽しみです！ (2021年3月1日 2時) (レス) id: 05415d43eb (このIDを非表示/違反報告)
n(プロフ) - 高校生の心陽ちゃんも可愛かったです！幼稚園児になってからでも、いつでもどのタイミングでも構わないのですが、心陽ちゃんに妹・弟が出来て嫉妬(?)赤ちゃん返りしちゃう心陽ちゃんがいたら可愛いなあと思ってます。いつも素敵なお話ありがとうございます。 (2021年2月28日 2時) (レス) id: aceea15e76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2021年1月11日 21時
