永遠の花園２【ツイステ】 (ページ3)

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「ふぅ...本当に何も覚えてないのじゃな。」

「他の奴らだって覚えてねーんだ。当たり前だろう」

リリアが下に戻るとディアソムニアには似合わないライオンが談話室に腰掛けていた。

「じゃがお主は覚えている。なぜだ？」

するとライオンは夏色の目を下に向けて、不屈の王には似合わない殊勝な言葉を吐いた

「アイツを失ったことなんざ忘れたくとも忘れらんねーよ。」

「...合点がいった。まさかこの年にこれほどの役者が揃ってしまうとは...」

見た目にそぐわない遠い目をしてリリアが語る、

「テメェがマレウスの野郎を引っ張ってきたのもそれが理由か？」

「ああ。だがワシにとっても『監督生』は予想外の出来事じゃった」

『監督生』

どこからきたかも、誰なのかもわからない、不確定要素(イレギュラー)

「そいつは同感だ。....監督生(アイツ)はなんだ？」

　「それはまだ測り兼ねてることではあるが...
　あまり話したいもの(良いもの)ではないことだけは確かじゃの」

「そうか、不確定(わかんねー)ならまだ俺は知らなくていい」

「おや。ずいぶん物わかりが良いのだな」

「そうだな。」

俺には重要な仕事(ブロット)が残ってるからな。

そう言い残し王は居城に戻った。