可愛すぎる彼女の話をしたい【五条悟】

・疲れた時は ページ28

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疲れた疲れた疲れた、
忙しすぎた。


朝から叩き起こされて連れ出されてAにまだ会えてない。もう夕方。




「Aー」




一番の癒しはAに会うこと。
部屋に押しかけたが姿はなかった。


テーブルに1枚の紙。



朝からお疲れ様
18時には帰るから待っててね！
冷蔵庫にプリンあるよ！



Aの字でそう書かれてあった。



今は17時半、プリンを食べながらAを待っていると思ったよりすぐ帰ってきた。




「どこ行ってたんだよ。」

『コンビニ。』




テーブルの上に買ったものを並べるA。




『疲れてると思って。
テーブルの上を悟の好きなものでいっぱいにします！』




天才か？？

スイーツ、お菓子、ジュースでテーブルが埋められていく。




『…もっと買ってくるんだった。』




並べても少し足りなかったようでスペースが余った。

何かを閃いたかのようにAがテーブルの端に浅く腰掛けた。




『できた。』

「お前天才だな。」

『好きなお菓子と私。』

「それはずるい。これって食っていい？」

『いいよ。悟のために買ってきたし。』




じゃあ遠慮なく。

一番好きなAから。




『…ダメダメ、なにやろうとしてんの。』

「Aが食っていいって言ったからAから食べようかと。」




Aは俺の胸を軽く押して距離を取った。

なんで？泣きそう。ただでさえ疲れて泣きそうなのに。




『…シャワー浴びてから、ね？』

「お前ホント俺のこと煽るの好きだな。」




お楽しみは一番最後にって事か。


ジュースを口に含んでAに移した。




「…上手に飲んだな、えらい。」




口の横から少し垂れるジュースを舐めればAの顔は真っ赤になった。



よーし今日の夜は頑張っちゃお。




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